美味しそうなハンバーグの表紙と目を疑うタイトル・・
かなりひきつけられる衝撃な印象を受けました。
でも、とっても大切なテーマを感じます。
絵本ですが、幼児よりもむしろ小学生にも読み聞かせてもらいたいと思いました。
仕事柄、学校で子どもたちのことを見る機会があるのですが、おいしく給食を食べている子がほとんどですが中には、あれ嫌い、これ残す・・よくある光景なのです。
そして、当たり前のように毎日、残食があります。
低学年のほうがまだましだと思うこともあります。
学年が上がるにつれて、これは不味いだとか薄いだとか・・そんなことを安易に口にして残す子どもがいる現実。
生き物の命をいただいているということをわかっているようで見逃していることを改めて知る必要があると思います。
魚を殺して、魚の命をいただいているのです。
それを意識すれば、そんなに簡単に残せるでしょうか?
とてもとても大切なテーマが描かれた作品だと思います。