アナグマのいえで持ちよりパーティをすることになりました。
そんな時、私も、美味しいものやお勧めしたいものをもっていきます。
そして、動物たちも色々なものを持ち寄りました。
しかし、何も持っていくものがないモグラにアナグマは「きみじしんが来てくれればいいよ。」っと。
当日、何も持たず、普段着で現れたモグラに対してウサギやノネズミやイタチ……。
沢山の動物たちが手ぶらのモグラを責め立てました。
一人だけ相手もされずかわいそうでした。
モグラは何も持たずに来てしまったことをとても後悔していたたまれずにいると、アナグマがヒントをくれるのです。
それに気づいたモグラはあっという間にみんなの人気者になり…。
とても、楽しいパーティでおわったのです。
さて、なんと言葉をかけたのでしょうか?
アナグマはモグラ自身の一番良いところを知っていたのでしょうね。
みんなのことをよく見ているアナグマさんに、毎度のことながら感心します。
子供が読むには少し長いですが、人とのつながりを教えるには良い本だと思います。