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ずっと機会があれば読もうと思っていた絵本でした。 読んで、とても言い表せないような、色んな思いが渦巻きました。 最初は、あまりに醜い怪物を恐れて逃げ出す動物たち、枯れる草木に 「そんな大げさな…」と思っていましたが、天候が変わり、岩が割れるとなれば、 ただごとではありません。想像を超えています。 同じように醜い「みにくいシュレック」のシュレックとは違い、この怪物、 とても繊細でナイーブ。 読んでいてものすごく切ないです。 たった一つの心の支えが石のうさぎなんて…。 その石のうさぎができてからの、怪物の嬉しそうで、幸せそうなこと! 余計に、何か1匹でも、動物が残っていてくれたら… 本当に心を通わせることのできる相手がいたら… と思わずにはいられません。 緑が戻った洞窟周辺にやるせなさを感じて、でも怪物は幸せだったんだろうし、 と何とも言えない複雑な気持ちがするのです。
投稿日:2008/06/06
昔 あるところに、洞窟があった。 その洞窟には 怪物が住んでいた。 世界で一番、醜い 怪物だった。 という書き出しで始まる一匹の怪物の切なくて悲しい物語です。 怪物は、醜い外見をしているものの、優しい心の持ち主なのですが、動物はおろか植物から挙句の果てには、水までにも嫌われる始末だったのです。 そんなとき、友達が欲しくて石の動物を作るのですが、それでもうさぎを除いては、その醜さのあまり粉々になってしまいます。 それからは、いつこの石のうさぎに生命が宿るのだろうかと読み続けたのですが、全く違った終わり方でした。 こんな展開は予想しませんでした。 読後感は一言、切ないです。 読み手の年代によって、受け止めることも全く違って心に響く作品だと思います。 私は、ありのままの現実を受け入れ、不幸を不幸と思わないで幸せを享受することの大切さを教えられたと感じました。 逆に言えば、5歳〜大人が対象年齢という幅広の作品だと言えると思います。
投稿日:2008/05/10
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