正直、題名にひいてしまったこともあり、また我が子は本をたくさん読むので、さしあたってこういった、おはなしの要約のようなものを書いた本を読む意味があるかな?とも思ってしまっていました。
でも、つい親の好みで本を選んでしまいがちなところを、この本は、1冊に日本や世界の昔話、普及の名作、伝記や詩、落語までが網羅されているので、いろんなジャンルの物語を知るきっかけになります。この本の短いお話を読んで、読んだ気になってしまうのはもったいないけれど、本の読まず嫌いをなくすには効果的なのかもしれません。
小学校1年生の長女は早速ぱらぱらとページをめくっていましたが、「あぁ、今この子はこんなお話に興味があるんだ」と横で見ながら新鮮でした。また、まだ長いお話は読めない4才の次女も、3分くらいなら飽きずに聞いていられるので、挿絵に興味があるお話から、少しずつ読んでいます。
私も忘れていたり、知らないお話もあって、「あぁそういうおはなしだったなのね」と確認できました。また挿絵も素敵です。