一年生になったばかりの、おにいちゃんおねえちゃんになりきりたい子どもたちの読み聞かせ会で読みました。
迷子になるなんて、小さい子みたいでかっこ悪くて恥ずかしいけど、でもどうしようもない。それなら「ちょっとだけ」迷子、なんて、うまいこと言いますね。
なんとか解決したいフクロウの子と、ちょっとだけとはいえフクロウの子より大きいんだから、なんとかしてあげなきゃ、なんとかしてあげられるんだってがんばるリスの子。
大人も子どもも、フクロウの子とリスの子の一生懸命なところに共感できます。
子どもとはいえプライドがあること、いざとなったらけっこういいところまで頑張れるはずで、遠くから見ていてあげることも大事だな、ということを、大人として思うことができました。
とはいえ、ついつい「危ないよ」と声をかけてしまいます。反省。