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おなかのかわ」 7歳のお子さんに読んだ みんなの声

おなかのかわ 作:瀬田 貞二
絵:村山 知義
出版社:福音館書店
税込価格:\990
発行日:2017年01月15日
ISBN:9784834005172
評価スコア 4.5
評価ランキング 7,608
みんなの声 総数 21
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7歳のお子さんに読んだ みんなの声から

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  • 展開もオチもおもしろい

    「ミムラの絵本日和」の中で、絶版で紹介できなくて残念というコメントで写真のみ掲載されていた本です。

    図書館で「こどものとも」の復刻版を見つけて読みました。

    その本は鈴木三重吉さん文でした。その後、こちらの瀬田さん文を見つけてびっくりしました。

    鈴木さん文では縦書き、瀬田さん文は横書きでした。絵は同じ方なのですが、挿絵が所々違うのです。

    個人的に、瀬田さんの文が読みやすくて気に入っています。

    お話は、日本でいう「だんだんのみ」や昔話の「ランパンパン」などを彷彿とさせます。息子の疑問は、ねこがいろいろと食べるので「お腹がちくちくしないか?」ということでした。

    欲張りなねこと、控え目なおうむの対比がおもしろく感じました。

    展開もさることながらオチもとてもおもしろかったです。絵もとてもマッチしていると思いました。

    とても気に入ったので、その後、古本屋さんで見つけた時には思わず購入してしまいした。

    投稿日:2009/03/11

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  • 少し不気味です

     けちんぼのネコが,オウムとお互いにご馳走しようと約束したのに,オウムが準備してくれたご馳走だけでは満足できず,オウムを飲み込み,それを注意したおばあさんを飲み込み,その後も次々に人間などを飲み込んでいくというお話です。
     
     最近読んだ「かえるをのんだととさん」でも,かえる,へび・・・と次々に飲み込んでいくのですが,印象は全く違います。息子に読み聞かせると,猫が不気味に感じたのか,少し怖がっていました。

     結局,飲み込まれたオウムたちは,お腹から無事に出てきて,助かるのですが,最後の場面(猫がやっている行動)は,面白いと言えば面白いのですが,どうにも不気味な感じがしてなりません。(色鮮やかで不思議な魅力がある,村山さんの絵の印象が,強いせいかも知れません)
     
     とても面白い絵本ですが,小さな子供さんには,印象が強すぎて,少し怖いかも知れません。

    投稿日:2011/06/17

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