ぎゅうぎゅう詰めの鶏小屋のカギが開けられて、中から沢山のにわとり達が飛び出しました!
びっくりして逃げ出す王さまを、こけっこけっけと追いかけます。
兵隊たちがピストルをパパーンと撃って、ひとまず騒ぎは収まったけど、今度は さあ大変、にわとり達が卵を産まなくなりました。
ぎゅうぎゅうづめのにわとり小屋。
窮屈な にわとり達を見て、きっと王さまは可哀そうに思ったんでしょうね。自分も 毎日退屈だから・・・。
ほんの出来心のいたずらと言うよりは、良かれと思ってしたんでしょう、多分。
その後の 証拠隠滅のあたりからは いけない王さまですけれど。
毎日退屈だから、皆が本当の事を知らなくて右往左往している様が、愉快だったんでしょうね。
濡れ衣で牢屋に入れられるような人が出てこないお話だから、「お茶目な王さまね」で許してあげられます。
「ぞうのたまごのたまごやき」同様、子供達は、また意味不明のたまごやきの正体に 興味津津でしたが、たまごやきがおしゃべりするシーンでは、納得して笑っていました。