牛の絵本をもう一冊紹介します。
メイかあさんには、大勢の子供達がいます。
ですから、牛のルエラが出すミルクがどれだけ貴重かよくわかっています。
なので、メイかあさんはミルクをもらうと、
必ずルエラの茶色の鼻に「ちゅっ。」とキスをするのです。
ところが、アンナリーサが、ミルクをもらったのに、
キスをしなかったばかりに・・・
ルエラの涙は、見ていてとても可哀想だった。
ルエラも、大切な家族の一員ですから。
キスって、どういうときにするのだろう。
相手のことが好きだから?
感謝の気持ちから?
相手が嫌いだったらできないよね。
相手のこと知らなければ、好きになれない。
「知る」って、とても大切なこと。
アンナリーサは、とっても頑固だったけど、
幸いに知りたがり屋だったから、
ルエラにキスができました。
また、みんながミルクが飲めるようになって良かった。
画に、遠近感があり、とても広く感じましたし、
子供達がどれだけ多くいるのかには、ビックリさせられました。
メイかあさんも、子供達を育てるのに必死なのがよくわかります。