小学校で読んできました。対象は二年生です。
先生からリクエストされた昔話でした。
というのも、息子の小学校で使う一年生の国語の教科書に
おむすびころりん があるのですが、省略されている描写があったり
なにより意地悪じいさんが出てくる前にお話が終わっているのです。
二年生でも結末を知らない子が多いかも ということで
担任の先生からリクエストされたのでした。
・お話のテンポ、よみやすさ ・優しいおじいさんのほのぼの感 ・ねずみたちの可愛らしさ
このあたりが気にいって、今回はいもと先生の作品をセレクトしました。
おむすびころりんすっとんとん もひとつたべたいすっとんとん
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この作品では、ねずみの歌の部分だけフォントが丸文字?みたいな
可愛い書体に変更されています。
この書体の違い、私はとても好印象です。
確かに丸文字みたいな書体だと、ねずみの歌声、凄く可愛いんだろうなあ、とか
印象がまた違ってきますよね。細かな部分まで、ちゃんと練られて演出されてるなあと思いました。
意地悪じいさんは出てきますが、全体的にほのぼの可愛いお話です。
けれどラスト、ねずみが逃げ出して急に真っ暗になる場面は大人の私でもドッキリ!
途端に雰囲気が一変するんですもの。
そこはさすが、いもと先生。上手に描かれているなあって思いました。
はじめてふれる おむすびころりん にもピッタリだと思います。
ぜひどうぞ。