長谷川摂子さんの本を読むことになりました。
読み聞かせすると言葉が活きてくるというのか、響きが心地よいなあと思いました。
このお話、他の設定で読んだことがあります。確かその本は長者さんか地主さんの家の住み込みのこぞうさんだったと思います。
初夢を聞き出そうとする和尚さんのやり方、大人のずるさを感じます。本来人格者であってしかるべきのお寺の和尚さんが聞き出すというところが理不尽さが増すというのか、そんなことを思いました。
読み聞かせ中に「このお話だって、前にお母さんに『絶対言っちゃダメ』っていうお話のこと」と息子に言われました。
先日、息子が私にこんなお話とあらすじを説明したのにわからなかったお話がこれだったということ。
このお話を知っているせいなのか?息子は願いも初夢も私に話してはくれないのです。
初夢をあまり見ないので、今度は和尚さんの言っていたおまじないを枕の下に入れてみようかななんて思いました。