我が家の子どもたちは、ちょっと不思議なことが起きるけど、あんまり怖くないって、お話がわりと好きなので、これは絶対ウケる!と本を見た瞬間に思って、購入しました。(今のところシリーズで3巻まで出ているようです)
作者も「まゆとおに」の富安さんだし。やっぱり凄く面白かったそうです。下の子は見せたとたんに「ちょっと貸して!」と私から取り上げて、(私もまだちゃんと読んでいなかったのに)あっという間に読んでしまいました。
ちょっとしたきっかけでお化けの世界に足を踏み入れてしまった主人公の恭平少年は、世界でたった一人の「おばけのお医者さん・鬼灯京十郎(ほおずききょうじゅうろう)先生」に助手として見込まれてしまいます。
助手、といってもその扱いは何なんですが…。そこれへんが又笑えて、面白いです。
小松良佳さんの挿絵も、すごくこだわりがあって、良かったです。字の大きい児童書なので、小学校中学年くらいから十分楽しく読める作品だと思います。
そして、主人公は男の子だけど、男の子が読んでも女の子が読んでも楽しいお話ではないかな、と思いました。お薦めです。