お友達が紹介していて、ぜひ読んでみたいな〜と思っていた絵本、やっと見つけて借りてきました。
タイトルどおり、表紙のねこちゃんは、アドバルーンのような太り方!
ズボン(やパンツ)がぬげちゃうんじゃないかって、次女はそんな心配をしていましたよ〜(笑)。
でも、ストーリー最初の場面のねこちゃんは、ホントに同一人(猫)物?!というくらい痩せている!!!
一体、どうして、そんなに太っちゃったの?!
そこには、衝撃の事実が・・・???
デンマークのお国柄なんでしょうか?!
ちょっと考えれば、かなり残酷な展開なのに、あまりに飄々と、リズミカルな繰り返しで語られていて、残酷さが感じられないどころか、何だかとっても愉快な気分になってしまいます。
スコホッテントットさんやスコリンケンロットさん、なんていう、早口言葉のような名前の人物が出てきたり、明るい色調、マンガチックな表情、そしてどんどん太り続けるねこ・・・読んでる私も、聞いてる次女も、不思議な世界に魅了されてしまいました。
斧を持ったきこりの登場シーンに、「赤ずきんちゃん」や「七ひきのこやぎ」のオオカミの運命を想像して、思わず目をつぶってしまいましたが、意表をついたハッピーエンドに、吹き出してしまいました。
さっそく、来年度の絵本読みボランティアで、いろんな学年に読んでみたいなあと思った絵本です。