いつも涙と戦いながら読むティラノサウルスシリーズ。
辛いんですけれど、本当に感動させられるお話ばかりです。
今回はティラノサウルスと泣き虫なスピノサウルスのこどものおはなしです。ティラノサウルスが襲い掛かった瞬間に地震があり、2匹は小さな島で共存生活をすることに。
怖いティラノサウルスですが、本当は心優しいんです。
スピノサウルスのこども、メソメソと少しずつ心を通わせていきます。
はじめて「ありがとう」と言われたティラノサウルス。
「おもしろい」「かっこいい」「すごい」「やさしい」と言われる度に閉ざしていた心が少しずつ開いていく、ティラノサウルス。
言葉て本当に大切なんだと感じました。
うちの息子が大好きな箇所は、
「おれの なまえは ないんだ、、、」と言ったティラノサウルスに
「ふーん。“ないん”っていうんだ。ないんおじさん、、、、」と勘違いして呼んでしまうところです。
最後は、、、、 「おまえにであえてよかった・・・・」やっぱりハッピーエンドではないんですよね。