泣き虫のこぞうさんは和尚様と”もう泣かない”と約束をした。
村にお使いに行った帰り、お母さんを思い出し、雷が鳴りだして
心細くなっても泣くのをがまんするこぞうさん。そんな時
穴に落ちた迷子の坊や見つけて助けてあげます。その坊やの正体は!?
”龍の玉”を考え通りに使い損ねた時は
「あ〜あっ」なんて声を出してしまいましたが、
一番良いトコロに落ち着き読んでいて優しい気持ちになれました。
お話の途中、何度も何度もこぞうさんは泣きたくなります。
でもぐっと我慢します。
心細くても、怖くっても、和尚さんとの約束を守るこぞうさん。
健気です。こぞうさんの顔が表情豊かでとっても可愛い!
迷子の坊やがお母さんと会えた時、
坊やのお母さんは涙をポロポロこぼしました。
こぞうさんがお寺に帰った時和尚様の気持ちを知り、
安心もあって感極まって、
こぞうさんは大きな声をあげて泣いてしまします。
コワイ時の涙と、最後にこぞうさんが流した涙の違いが
子どもに伝わったかな?
息子は、「こぞうさんのお母さんは死んだのか?」と聞いてきました。
子どもなのにお寺に修行のため泊まり込んでいるということが
分かりにくかったようです。