市内の小学校への読み聞かせ隊に所属しています。
普段は朝の読書タイムに、月に一度お邪魔するのですが、年に数回、お楽しみ会的なお話会を、低学年に学年ごとに一時間します。
そのときの3年生への一冊として、この本を読み聞かせしました。
土屋富士夫さん、大好きな作家さんです。
以前4年生に「よりみちエレベーター」を読んだこともあります。
このお話会での3年生へのプログラム、みんなで7冊読んだのですが、
その中に薫くみこさんの「あのときすきになったよ」(しっこさんというあだ名で、おもらしをしてしまった女の子が出てきます)、
おくはらゆめさんの「やきいもするぞ」(やきいもを食べて、おならくらべするお話です)、
そしてこの「もっちゃう…」の3冊がおトイレ系でした。
子ども達って、やっぱりおトイレ系のお話、大好きですね〜。盛り上がりました。
けれど…この本の最後のオチ。「しまった。…きがついたときにはおそかった」のところ、分からない子も多かったようで、ぽか〜んとしている子が何人もいました…。
帰り際、「どういう意味だったの?」と聞いてくる子もおりました。
他の方のレビューを見ると、とっても受けたようだったので、私の力不足だったのかなぁ…?
何回も練習したのですが、普通に読んでもリズムがあって楽しいけれど、きっともっと最高に面白い読み方もあるんだろうなぁ…。
私個人の感想としては、「よりみちエレベーター」も「もっちゃう…」も、4年生だともうちょっと現実の世界に生きているのでちょっと幼い感じ、でも3年生だと意味がわからない子もいるので、読み聞かせとしては4年生にあがる直前の3年生向きかなぁ?と思いました。
けれど、お母さんが読んであげるのなら、年長さんくらいから楽しい本だと思います。