表紙を開いてすぐ
娘が「うわぁ、すごいらくがき!!」と声をあげました。
表紙裏の鉛筆の下書きのような絵を
らくがきと思ったようです^_^;
内容は、小3の娘にはすごく難しいものでした。
具体的なお話が進むというより
すごく壮大なテーマを
抽象的な表現を重ねてたどりつくよう
仕掛けがしてある本だからだと思います。
タイプの違う「ぼく」と「わたし」は
「はっぴぃさん」を求めて歩き続けます。
「はっぴぃさん」が、一体なんなのか
読み手も、迷宮に入り込んだような気持ちになります。
読み薦めると、みんなそれぞれの心に「はっぴぃさん」がいることに気がつくのですが
それを読み取るには、人生経験が必要な気もします。
「のろのろは丁寧だから」
「あわてるのは一生懸命だから」
という言葉が
とてもとても心にしみます。