「ふまんがあります」 １０歳のお子さんに読んだ みんなの声

本屋さんで最後まで声に出して子どもと読んでしまいました。

とにかく、子どもの抱く不満はうちでもよくある光景で、子どもも
うんうん、そうそう！と共感できるようです。

それに対するお父さんの言い分が、もう屁理屈を通り越して、素晴らしい珍回答ばかりなので、飽きることがありません。

うちなんて、子どもに言われても言い返すことすらままならず
駄目なものは駄目なの！で終わっています。
なんてボキャブラリーのない・・

お父さんみたいな、妙に納得させてしまうような言い訳？屁理屈を考えられる大人にならなくてはなんて、感心すら覚えます。

この絵本は大人も楽しめますし、小学生も十分一緒に楽しめますね。

これは・・！「りゆうがあります」の女の子バージョンだ！とワクワクしながら読み聞かせしました。

といっても、今回アレコレ言い訳しているのは、女の子ではなくお父さん。「りゆうがあります」の男の子が、そのまんま大人になったのかと思いました（笑）

「確かに、大人ってズルイよね〜」と、我が家の息子も言い出し、こちらも苦笑い。
でも、このお父さんってスゴイな〜！どうやったらこんな理由が思いつくんだろ！と半分尊敬の念さえ覚えました。
やたらと謎の生物が出現するのには笑えましたが。
あとこっちは「イライラ虫」！イライラ液、怖すぎます（笑）

こんな想像力豊かな親のもとで育てば、子どももまた感性豊かな子に育ちそう。
我が家のお父さんにも、こんなユーモアセンスを持ってもらいたい。
実は、子どもよりお父さんに読んでもらうのが一番の絵本なのかもしれないですね。

最後、なんだかんだ言っても「パパ大好き！」の女の子が可愛くて、とっても素敵な親子だなぁ、と思いました（＾＾）