家で時々発作的に起こる“犬飼いたい病”。
タイトルでもう、親子で釘付け。
ケイトは三人家族。
でも、冬にはもう一匹猫のタイガーが家族だったんです。
タイガーが亡くなってから、ケイトの眠りは、不安と淋しさが…。
朝目覚めたケイトが両親の寝室へまっしぐら。
「ねえ、いぬが かいたーい!」
両親を見て、ドキリでした。
オーストラリアでは、ノーマルなのでしょうが、パパのコンフよりママのセプタムピアスとタトゥーに。
文化の違いというか、ジェネレーションギャップかしら?(笑)
ずいぶんRoughなLife Style だという第一印象でした。
犬救済センターで、デイブに出会うまでのシーンが最高です。
さらに、ロージーの円らな瞳を見て、「もう〜〜〜〜〜〜〜ダメ!」でした。
デイブを迎い入れてからの生活の様子を見て、生半可な気持ちでは命を請け負えないなと教えられます。
ケイトの両親は、しっかり命を受けとめる素晴らしい人たちでした。
ロージーも加わったケイトの家の和やかで穏やかで、心地よい空間に笑みがこぼれてきます。
ケイトの“枕”のにぎやかな子守歌の音にグッと来ました。
『わが家に犬を』と決断する時には、もう一度読もうと思いました。