スウェーデンの森の妖精トムテの出てくるお話です。
主人公は、おとぎの国にくらすうさぎの6人家族。
うさぎのお家は、おとぎの森のとても素敵なところにあります。
でも、ちょっと森の中に入ると恐いおばけが住んでいます。
ある日、パパうさぎが、ブルーベリー・パンケーキを焼こうとしたらブルーベリーが足りません。
一番恐がりなおとうとうさぎが森へ摘みに行くおつかいを頼まれて…。
まちがって入ってしまった森の奥は、本当にちょっと恐いです。
でも、トムテに会って私もほっとしました。
おばけをみたら、ちゃんとおばけの目を見るんだというところで、息子が、「なるほど〜」と一言。
家へついても、恐怖心がおさまらないおとうとうさぎの気持ちがよくわかります。
お風呂に入ったとたんに、力が抜けるほど可愛くなっちゃったおばけに、親子で大笑いしました。
見返しにある“おとぎのもりのちず”も楽しいです。
息子は地図を見てから、再読していました。
5・6歳頃から楽しめると思います。