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百まいのドレス」 12歳〜のお子さんに読んだ みんなの声

百まいのドレス 作:エレナー・エスティス
絵:ルイス・スロボドキン
訳:石井 桃子
出版社:岩波書店 岩波書店の特集ページがあります!
税込価格:\1,760
発行日:2006年
ISBN:9784001155792
評価スコア 4.8
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みんなの声 総数 14
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12歳〜のお子さんに読んだ みんなの声から

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  • こどもの残酷

    1954年の『百まいのきもの』の再版だそうですが、差別問題でもあり現在に通じるjいじめ問題でもあり、意味深い物語だと思いました。
    ポーランドからの移民であるワンダ。
    いつも色あせた青いドレスを着て、泥で汚れた靴を履いているワンダは、学校ではまるで存在感がありません。

    この話は、ペギーとマデラインの二人の少女を通して書かれています。
    この二人の行為は無意識ないじめでした。
    二人にとって、ワンダは負としての存在感がありました。
    ワンダが言った「自分の家には百枚のドレスがある」という言葉がいじめを執拗にしてしまいます。
    ワンダが不登校になった一因でもあるのでしょう。

    一方、移民であること自体が、ワンダ一家の過去を暗くしているようです。
    言葉の問題、生活環境の問題、ワンダ一家は差別されているという被害者意識をもっていました。
    一家はより住みやすい場所を探して引っ越して行きました。

    ペギーとマデラインが無意識に行っていたいじめ。
    この物語は、二人がワンダに嫌われていなかったと思うことで終わります。
    ホッとする部分ですが、反面これで良いのだろうかという思いが残りました。
    二人がワンダと直接会って話す機会は生まれなかったのですから。

    投稿日:2010/08/18

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