我が家で一番ウケたのは、中2の娘でした。
学校で歴史を習い始めたので、この本に出てくる歴史上の人物や建造物の想像がついて、おかしかったようです。
そこで、学校の読み語りの時間にも紹介してきました。
ウケましたよ〜v(^^)v
まず表紙を魅せたところで、子どもたちは吸い込まれるように目を輝かせてくれます。
表紙絵には、スペイン・バルセロナで12月になるとで店によく並ぶ
色々なタイプの「カガネー」という人形の写真が載っているんです。
この「カガネー」、日本語に訳すると「う○こをする人」(放送禁止用語だといけないので、自主的に○にしました)という意味で、この人形が店先に並ぶのにはちゃんとわけがありました。
この人形に出会ったことで、作者はトイレにまつわることに興味を持って、調べ、それをまとめたのが、この絵本です。
中世ヨーロッパのお城やベルサイユ宮殿のトイレの話、日本では現存する古いトイレとして有名な京都・東福寺の「東司」や武田信玄のトイレなどを紹介。
また、飛行機や宇宙船のトイレの秘密なども調べて載っているので、面白おかしいのに、とても勉強になります。
ページの下の方にはトイレットペーパーのマークがあって、ここにはさらにまめ知識が書いてあります。
このまめ知識が、またまた面白いんですよ〜。
一応小学生中学年からって、書いてあるけど、くわしく読むのでなくてペラペラめくるだけでも楽しい絵本なので、横にいる大人が解説してあげれば、小学校低学年からでも大丈夫かも。
上は中学生、高校生、大人でも笑えます。もちろん、笑うだけでなく非常に勉強になる楽しい絵本です。