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かむもかまぬも神だのみ めちゃヘンな早口ことば

かむもかまぬも神だのみ めちゃヘンな早口ことば(小学館集英社プロダクション)

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宮沢賢治の絵本 猫の事務所」 大人が読んだ みんなの声

宮沢賢治の絵本 猫の事務所 作:宮沢 賢治
絵:植垣 歩子
出版社:三起商行(ミキハウス) 三起商行(ミキハウス)の特集ページがあります!
税込価格:\1,980
発行日:2014年10月
ISBN:9784895881548
評価スコア 4.09
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みんなの声 総数 31
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21件見つかりました

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  • こういう話だったんだ...

    他の方のレビューにも書かれていますが、やっぱり、この話はいじめを描いた話としか言いようがありません。どんなに努力しても、理不尽ないじめにあうことがあることをそのまま描いていると思います。
    でも、なんか、ごめんなさい。これは、私論ですが、やっぱり宮沢賢治なんですね、暗いんです。そして賢治の願望かのように、最後に、審判が下るって感じの終わり方をして、それも読み手には、前後のつながりがないので、いきなり、バサっと切られた終わり方をするので、話がいまいちなかんじになっているような気がします。
    ただ絵がこの話を理解するのに、とても役立っていると思います。そのバッサリ感がお子さんには分かりづらいかもしれません。

    投稿日:2018/02/04

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  • 賢治の世界にぴったりの絵

    まず表紙で涙を浮かべた黒いねこの顔が半分、大きく描かれているので、この黒いねこに悲しい出来事がある予測ができます。
    表紙をめくると、題名と共にかまどの中に寝ているねこの姿が描かれています。
    「かま猫」という言葉を理解できない現代の子どもたちのために、この絵を最初に見せることで、物語に入りやすいです。

    そして、文章と絵が一体になっていて、とても読みやすいです。
    猫たちの表情も豊かで、室内を色々な角度から描かれているので、自分もその場にいるような感覚になります。

    他の出版社の絵本も読んで、比較してみたくなりました。

    おはなしの内容は賢治らしく、弱い立場のものへの応援に感じました。
    表紙と裏表紙の裏に描かれた木が、寒々しいなかで精一杯、葉をのばしている絵から、葉はなくなっても暖かい背景になっている絵に変わっています。
    おはなしの内容を表していると思いました。

    投稿日:2015/11/15

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  • 読んでいてつらくなりました

    この絵本のタイトルはどこかで聞いたことがあっても、読んだ
    ことがなかったので、内容を知らなかった私です。
    ううむ。こんなにもつらいお話だったとは。
    「いじめ」は、悲しいけれど、確実に世の中に存在していて。
    だから、こういうお話がある、というのも大切なことなのかも
    しれませんが・・それでもつらかったなあ。
    私は猫が好きなので、好きな猫がいじめをするような悪い性格
    だったり、いじめられてしまうようなつらいことだったりする
    というのも悲しかったです。
    最後に獅子が登場して、全部消えてなくなることになるのですが
    確かに、こんな風にしてかいさーん!としてしまうのが、いじめ
    には一番効くのかもしれないな、なんて思いました。

    投稿日:2015/10/15

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  • いつの時代にもいじめはあったのでしょう

    • さみはさみさん
    • 40代
    • ママ
    • 東京都
    • 男の子7歳、男の子3歳

    明らかにいじめを題材にした話ですよね。

    「いじめ」というと最近になって現れた社会現象のようですが、人間が社会を作って暮らすからには、誰かをいじめてストレスを発散したり、悪者を作り出すことで残りの者たちが結束したり、そんなことはきっとずっと以前からあったのでしょう。

    絵が、淡々としているようで、猫の目にいっぱいたまった涙がとても印象的でした。彼がいじめられても何も言わないところがまた切ないです。

    でも加害者たちにも罰があたったのですよね。そう信じたい結末でした。

    投稿日:2015/10/14

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  • やはり賛成を半分で!

    いつもどこかで、いつの時代もどの地域でも、
    誰も彼もが、かま猫さんと同じ気分を味わっていることでしょう。

    それなりの選抜をくぐり抜けた者達だからといって、
    特に優れているわけでもなく、偉大なことを成し遂げるわけでもなく、
    まして言動は選抜などとはほど遠いです。

    特権意識は肥える一方、他人の足は引っ張り放題、
    陰湿ないじめはエスカレート。

    物語は超強力な外力で終わりを告げるますが、
    現実世界では獅子を待ち望む者がなんと多いことでしょう。

    獅子への希望は更なる混乱を招くのでしょうか?
    やはり賛成を半分にしたほうがいいのでしょう。

    投稿日:2015/10/14

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  • かま猫の涙

    主人公のかま猫は仕事場で毎日いじめにあっていました。

    いじめられる原因を自分のせいにしてしまう気の優しいかま猫にとって、この場所はどんなに辛かっただろうと思います。

    無視って一番酷なことです。
    仕事をさせてもらえない気持ち、辛いですね。苦しいですね。悲しいですね。
    おまえは必要ないと言われているんですものね。

    かま猫は感謝の気持ちを持って、毎日仕事に取り組んでいたんですね。
    だから見た目で嫌われても何を言われても…と我慢していたのでしょう。
    かま猫の涙はきっと、怒りとか憎しみの涙ではないのです。

    ますますエスカレートするいじめにかま猫の心が壊れそうになった時、獅子の登場にも動じず、まっすぐ立ち上がって獅子を見つめる目から、かま猫の心の強さを感じました。

    ただただ、真面目に正しく生きること。

    どんな場所でも、かま猫にはずっとそうでいて欲しいと思いました。

    ちなみに私は獅子に賛成です。
    こんな事務所、なくなればいいんです。
    いじめる側はきっと変わらないですし、誰かが止めなければかま猫はずっといじめられていたでしょうからね。

    投稿日:2015/10/14

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  • 涙が出てくる…

    表紙のねこさんの目に涙…
    その訳は…
    猫の第六事務所がありました。ここは主に、猫の歴史と地理を調べるところでした。事務長は大きな黒猫で、その部下が、一番書記、二番書記、三番書記といて、四番書記が表紙のねこさんの窯猫でした。
    どうして窯猫と呼ばれているのか、そのために嫌われて、その結果、意地悪をされることになり、なんとももやもやとした気持ちになりました。
    第六事務所で行われていることも、わかりやすく表現されていました。ねこさんも、個性豊かに描かれ、その表情からも性格が伺えるようで、こちらも身近に感じることができました。

    投稿日:2015/10/13

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  • 暗いお話ですが絵が素敵

    • みいのさん
    • 50代
    • ママ
    • 東京都
    • 男の子18歳、女の子13歳

    表紙の猫の目に涙があふれているのが、なんともかわいそうですし、全体的に暗い印象のお話です。
    その中で、水色の空や事務所のオレンジ色の屋根が明るい色使いで、少し気持ちが晴れます。
    登場する猫たちの絵は、内容に忠実に描写され、お話の筋が理解しやすいです。
    猫たちの勝手な想像の世界というか、嘘の作り話のわけですが、海岸や宴会の様子まで詳しく描かれていて、事務長がまるめこまれていく過程が感じられました。

    投稿日:2015/10/11

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  • 子どもに伝わるのかな・・・?

    職場でのいじめがテーマです。
    仕事に誇りを持ち、同僚の書記たちに嫌われているのがどんなに明白でも、粛々と仕事に励み、しかも他者への親切心も持ち合わせている主人公のかま猫。
    ちなみに、かま猫というのは、寒くて仕方がないので夜に窯の中で寝るためにすすで汚れてしまっている猫という意味だそうです。

    かま猫が歩み寄ろうとしても、同僚のきれいな猫たちにはまったく響かない様子。
    挙句の果てには、窯猫が身体を壊して休んでいる間に、唯一の味方だった所長にまで同僚猫は嘘を吹き込み窯猫を仲間はずれにする始末。

    もう、読んでいて苦しくて苦しくて。。。

    元気になって出所してみると、以前よりいじめがひどくなっていることに気がついて、涙が止まらない窯猫。

    最後はどんな風に終わるのだろうかと思ったら、「えっ!そんな簡単な結末?それじゃ、あのいじめっ子たちは何も学んでないんじゃない?!」

    この絵本を読んで、いじめは良くないって、子どもに伝わるといいのですが。。。

    ちょっと救いがなさすぎて、絵本に向いているのか分からないなぁと思ってしまいました。

    投稿日:2015/10/06

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  • 何だか切なくなりますね

    なかなか読んでいると、切なくなってきました。
    こんなに人のことを思っているのに、どうしても人のためを思ってしたことが裏目に出てしまって、のけもののようになってしまって、本当に辛いですね。とてもかわいそうに思えて、とても切ない気持ちで読み終えてしまって、後から色々と考えてしまう、そんな本でした。

    投稿日:2015/10/07

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