「おみくじ」 大人が読んだ みんなの声

「おしゃべりメニュー だれがいちばん？」が楽しい作品だったので、こちも借りてきました。

おみくじの中でこんなことが、起こっていたなんて。
どおりで、私には大吉が出ないわけです（笑）。

おみくじ棒の小吉くんが、男の子に持ち去られた時は、どうなるのかハラハラしました。
小吉くんをしゃべらせようと、、耳かきでくすぐっているシーンに爆笑です。

小吉くんが白状したことで、おみくじの世界の理不尽さに一計を案じた男の子は、・・・・・・。

きっとそうですよ。
おみくじの中には『ミニおみくじ』があるはずです。

見返し前後のおみくじしんぶんも楽しく読みました。

おみくじを知らなかったお子さんには、神社に行く楽しみが増えたのでは？

初詣の神社の「おみくじ」が。。
自分の運勢を　おみくじで
一喜一憂してしまうことって、
たしかにあります。

もしも
おみくじの箱の中で
こんなことがあったら！！
絵もストーリーも見やすくて
わかりやすいです。
出てくる順番は
実はそういうことだったのかも（笑）
おみくじについても
描かれていて見やすかったです。

おみくじをひいて、
何が出ても「笑う」ことが
１番いいことかもしれませんね。

そして
ちょっと中をのぞいてみたくなりました（笑）

私はおみくじが大好きです。昨日も大阪市北区にある露天神社でおみくじを引きました。吉が出ました。だからこの本は興味深く読ませて頂きました。これはとても面白くて、決して飽きさせないお話です。私はこのお話は発想が素晴らしいと思いました。そしてひじょうにハッピーな気持ちにさせてくれます。おみくじは一喜一憂するのではなく、参考程度に考えたらいいと思います。そしておみくじをしっかり読むことです。

おみくじの謎を解き明かす作品！？
確かに、何やら不思議な存在のおみくじ。
どうやら、あの棒に秘密がありそうです。
その発想が面白いです。
ちやほやされて傲慢になった大吉の気分で決められている、という展開に、
世相を感じます。
その気配に気づいたのが、男の子。
子どもの感性でしょうか、嬉しいポイントです。
解決策は、ややこしいですが、納得。
やはり、おみくじは神聖です。
小学生くらいから、じんわり楽しんでほしいです。

とくに本文には出てきませんが、お正月の初詣の光景からお話がスタートしますので、年末年始にぴったりの絵本です。
現実のおみくじで大吉が出たらうれしいのに、大吉が独裁者的なキャラクターで唖然としました（笑）
こたつにみかんなど、おみくじの箱の中の絵も面白かったです。

男の子が、何をするのかわからないので、
小吉を持っていった時は、どうなるのかなあと思いましたが
小吉の言うことを色々聞いて考えて、なかなか実行力がありますね。
ふつうでは、聞こえることのない、おみくじ世界の声が、
聞こえてしまうなんて、ただものじゃないのかも。
とにかく、おみくじの世界が平等で、平和になってよかったですね。

作者は絵本塾の塾生の方で、本書はデビュー2作目だそうです。
絵はとても見やすく、登場するキャラクターは個性にあふれていました。
「おみくじ」の箱の中におみくじの妖精？それともちび神様？みたいなモノたちが住んでいて、という設定も面白かったです。
見返しの部分までこっていてなかなか力が入っていました。

最近の子どもたちは「おみくじ」って、するのかな？お正月に神社やお寺に行く子どもそのものが少なくなっているような気がしなくもありませんが、
こういう作品に触れることで、興味を持って行ってくれたらいいなと思います。

表紙のおみくじの絵が凄く気になって手にした絵本です。最近カラオケバンバンのおみくじに夢中になってくじを引いている私なので、おみくじのからくりになあんだあってちょっと安心（？）してしまってます。神社でひいても子の絵本のことを思い出してにっこりできそうです。