「おぼんぼんぼんぼんおどりの日！」 大人が読んだ みんなの声

主人公のこなつちゃんは、おばあちゃんを亡くしたばかり。
おばあちゃんのことを考えると泣きたくなりますが、お盆におばあちゃんが帰ってくると聞いて、楽しみにしています。
盆棚には花や食べ物、香や水、そして明かりを供え、馬に似せたきゅうり、牛に似せたなすを飾っておばあちゃんを迎えます。
帰ってきたおばあちゃんは、こなつちゃんにしか見えません。だから、お祭りでのおばあちゃんとの色々な思い出は、こなつちゃんだけのものです。
おとなしくて恥ずかしがり屋のこなつちゃんは、それらの思い出と一緒に、少し強くなりました。

こなつちゃんとおばあちゃんを通して、お盆に関する色々なことが学べます。
漢字にはルビがふってあり、丁寧な絵と言葉で書かれています。
小学校低学年くらいのお子さんに良いのではないでしょうか。

おばあちゃんご亡くなって初めてお盆を迎える女の子のお話です。
素敵なおばあちゃんと女の子のお盆の間の出来事を通して、お盆について学ぶこともできます。
実際にこのような過ごし方をすることも少なくなっているのかなと思うので、絵本で知れるのはとてもいいですね。
我が家では、家族揃ってお墓にお迎えに行ったり、お盆の飾りを手伝ったり、なすの牛で送ったりと、娘も一緒にしました。
ぜひ、大人もちゃんと知っておきたい、日本の行事です。

シリーズがあると知って楽しみにして読みました。
お盆のことが詳しく解説してあって、とっても勉強になります。
イラストがなんといっても可愛く、カラフルな灯篭流しや花火など夏の風物詩がいっぱいで見ていて楽しかったです。おてんばで快活なおばあちゃんが面白く、亡くなった人との絆を感じられる素敵な絵本だと思います。

お盆に関する知識がしっかりと載っていて、
とても興味深かったです。

また、物語がとにかく良く、絵本としてもじゅうぶんに楽しむことが出来ました。
ちょっと切ないけれど、優しいおはなしです。
とうろうの場面が、ほんとうにきれい。
とてもおすすめの絵本です。

行事についてわかりやすく、体感させてくれる「ますだゆうこ＆たちもとみちこの絵本」シリーズ。
今作はお盆について。
こなつちゃんが体験する初盆の様子が描かれます。
おばあちゃんが亡くなって初めてのお盆。
こなつちゃんにしか見えないおばあちゃんと過ごすお盆です。
お供え物の意味などもそっと体感できますね。
お祭り、盆踊り、灯篭、花火。
引っ込み思案なこなつちゃんを勇気づけてくれるおばあちゃんの存在がうれしいです。
大人もきちんと押さえておきたい行事です。
親子で楽しんでほしいです。

アクティブな性格だったおばあちゃんと内気な性格の孫のこなつちゃん。
おばあちゃんがきゅうりのうまにのって、戻ってきてこなつちゃんと二人で楽しい夏の夕べを過ごします。
おばあちゃんはきっと指折り数えてこの日を待っていたのでしょうね。
こなつちゃんが楽しく過ごしてくれたのがおばあちゃんへの何よりのプレゼントだと思いました。

このシリーズ親子で大好きです。
楽しく季節の行事や日本の文化を知ることができる絵本です。
幼児でもわかりやすいお話と親しみ持てるイラストが魅力的なシリーズです。
今回は「おぼん」，夏に読みたい絵本ですね。
我が家の５歳幼稚園年中の娘は，今年の帰省時にひいおじいちゃんひいおばあちゃんの仏壇に初めてきゅうりの馬となすの牛を作って飾ったので，リアルタイムに思いました。
クッキングのページも子供でもチャレンジできるくらいの物で，またよかったです！

全頁試し読みで読みました。今年は、８歳３ヶ月の孫が入院していたから、今年も楽しみにしていた盆踊りが出来なかったのが残念でした。こなつは、大好きだったおばあちゃんを見習いながら盆踊りが出来て、意欲も出て自信が付いたのが、本当によかったと思いました。本来はおばあちゃんのようにお転婆さんなのかも知れないと思いました。一つ自信が付くとこらからは、きっと恥ずかしがらずに積極的に挑戦していけると思いました。亡くなってからもお互いに思いやっていけるって凄く羨ましかったです。盆踊りの絵、花火の絵が素敵に描かれていたので魅入ってしまいました。お盆のことも知れてよかったです！