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アブアアとアブブブ」 大人が読んだ みんなの声

アブアアとアブブブ 作・絵:長 新太
出版社:ビリケン出版
税込価格:\1,760
発行日:2006年06月
ISBN:9784939029394
評価スコア 4.35
評価ランキング 15,055
みんなの声 総数 22
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  • アブのいないいないばあ!?

    題名からして愉快です。
    しかも、意味深な表紙絵。
    何やら巻物を持っている虫たちは、何をする?
    長新太さんですもの、無視はできませんね。
    長新太カラーの中、アブの兄弟、アブアアとアブブブは、紙を持って飛行中。
    これで何をするかというと、誰かさんの顔の前に紙をパラリとさげてしまう、
    ただそれだけです。
    読者からすれば、隠れていない体から、誰かを推測するもよし、
    いないいないばあ的に楽しむのもよし。
    のんびりと語られるのは、この兄弟のあれこれ。
    絶妙な兄弟関係に、あるあると共感してしまいました。
    滋味深い世界は、やはり長新太さんならでは。
    幼稚園児くらいから、味わってほしいです。

    投稿日:2020/06/09

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  • アブアア(弟)とアブブブ(兄)のアブが一番好きな遊びが、こうして紙を運んで、出会った動物たちの顔を隠して「いないいないばあ」的なことをすることらしいのです。
    別に誰かを脅かしたいとか、いたずらしたいとかではなく、単に紙で誰かを隠すのが好きという。珍しい性格のキャラ付けなんですね。
    長さんといえばナンセンスの巨匠。
    もう、読む前から、そういうナンセンスの世界が繰り広げられると頭のスイッチが勝手に入ってしまうので、当たり前に不思議な世界を受け入れていましたが、改めて読むと、「変」で「不思議」で面白かったです。
    「いないいない」された紙を取られた時の各動物たちのキョトンとした顔。風景は立体的で広がりがあるのに、生き物だけはなぜ、こんなにも平面に描いたような絵なのでしょうか?
    毎回紙の色が違うのも面白いです。

    子どもたちがこの本を見たら、っどんな感想を持つんだろう。
    すごく気になります。今度学童産にでもやってみようと、思います。

    投稿日:2019/09/21

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  • アブの楽しみ

    • てつじんこさん
    • 30代
    • ママ
    • 愛知県
    • 男の子7歳、男の子4歳

    アブアアとアブブブ、タイトルから不思議でしたが、お話もまたシュールで謎のお話でした。
    アブの兄弟アブアアとアブブブは、2匹で一緒に一枚の紙をぶら下げて飛んでいて、誰かの顔の前に紙を下げるのが楽しみなんだそうです。なんとも訳のわからないいたずら?ですが、やってる本人たちは楽しくてしかたないんですよね。そういう経験、私も小学生くらいの時にあります(ごめんなさい!)。
    アブに顔を隠された動物たちの反応はまったく描かれていないのもまた面白いです。淡々とお話が進みます。
    読んでるといろんな謎が浮かんでくるですが、そういうのが一切解決されず終わるところがやっぱり面白いです。この絵本。

    投稿日:2017/05/06

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  • 考え込むとダメなんですねぇ〜

     うけました。うけました。
     小さいおこさんは、アブアアとアブブブのぶら下げた紙に隠れた動物あてに夢中になるでしょう。
     そして、必ず「もう一回」コールをすることでしょう。
     それにしても、虻の兄弟という発想に大人は爆笑してしまいます。
     なぜ、紙を運んでいるのかも考え込むとダメなんですねぇ〜。
     長先生の感性には、毎回驚かされます。
     そして、大人も癒されてしまうあったかい文章が私は大好きです。

    投稿日:2010/08/06

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  • この行為の意味は?

    • おしんさん
    • 40代
    • ママ
    • 鹿児島県
    • 男の子23歳、女の子21歳、男の子18歳

    きょうだいのアブは、いつも紙をぶら下げて飛んでいます。
    その紙を誰かさんの顔の前にパラりとぶら下げてしまうのが楽しみだそうです。その紙を、取ったときの誰かさんの表情の変化、そして見る風景の変化、それを楽しんでいるのでしょうか?
    その繰り返し。紙の大きさ、そして色。紙の色は、長さんの絵にはない色ですが、最後の大きな紙、いったいこれはどんな役目をするのでしょうか。
    淡々としたくり返しの中で、何かを伝えようとしているのでしょうが、なかなか奥が深くてつかみどころがありません。でも、そこが面白いところでしょう。頭の中から離れません。
    見る人、それぞれの年代で、それぞれの楽しみ方ができることと思います。

    投稿日:2010/02/12

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