「ながぐつボッチャーン」 大人が読んだ みんなの声

表紙の強烈なインパクトのある絵に惹かれて図書館から借りてき

ました。男の子から離れた長靴は、川の中へ”ボッチャーンの音

と共に冒険の旅が始まりました。自分の意思で落ちたわけでない

ので、不安でいっぱいの様子がうかがえます。

擬音語もいっぱいですが、冒険の旅は、怖がっている長靴だから

最後に持ち主の男の子の元へ帰れてよかったなあと思いました。

裏表紙に赤い長靴を両方履いている男の子にほっとしました。

男の子も長靴を探してくれていてよかったなあと思いました。

作者は、軽部武宏氏です

表紙からインパクトあります
なまず、鯉、これは、どじょうかな・・・
勢いがある絵だなぁ
文字もまがった配置が
「ボッチャーン 」感があります

赤い長靴が、川に流されていくのですが
その長靴の大冒険なんです

鷺！？
どじょうもいっぱい！
鯉は、どうして王冠がついているのかな？（笑
それにしても
この大群の様子が絵本から飛び出してきそうです

イナゴやかえる、しっぽついたままのカエルもいる
卵だ・・・
これは？なんだろう？
おばけみたいなのもある・・・

うわっ！！すごい　なまず！！

と、とにかくページをめくる度に
驚かされます

そして・・・
あ・・・これは・・・
お月様じゃないよ（笑

長靴の気持ちになって見れば
わかるよね

本を閉じれば・・・やっぱり・・・

芸術作品を堪能した感じです
軽部さんの世界観なのでしょうか

ちょうつがいきいきいが面白かったので、期待しながら読みました。結論、子供にはわかりづらい事この上無く、読み聞かせするにもどうかなと言った感じです。ただ私個人としては、この雰囲気、嫌いじゃ無い。むしろとても好き。

ナンセンス絵本……ですかね。
不思議な生き物たちが目白押しで、軽部ワールド炸裂してます。

しいていうなら、「ながぐつ」の冒険？
擬音もいっぱいなので、声に出して読んだほうが楽しそうです。
絵も字も（描き方が）飛んでますが、奥が深いというか私は個人的に好きです。何度も読み返しました。

「怖い」というより、「不気味」な世界が好きな人にはお薦めです。