是非チロル地方の人々に、日本の荒井良二という絵本作家が、心を込めてチロルの美しい四季とそこで暮らす人々への憧憬を描いた絵本があることを知ってほしいなと思いました。
荒井さんの絵と文を見ただけで、これまでテレビやら色々なものでみたことのあるチロル地方の画像が目の前に簡単に浮かんできます。ああ、さぞかし空気がきれいなんだろうな、さぞかし日々の営みを自然と共に感じて生きているんだろうなとか、実際は自分の今の生活とは全然かけ離れているものなんだけれども、手に取るように感じられる自分がいます。やっぱり心のどこかで、憧れているのかも。
チロルとエーデルが交わした約束は、やっぱり結婚しよう! かな?
心穏やかになる、そして1ページ1ページをゆっくり眺めたい絵本です。