ふとっちょねずみさんとほそっちょねずみさんが比べっこ。
重い、軽い、
大きい、小さい
長い、短い・・・
速い、遅い
沢山の比較が楽しめる絵本です。
小さな子から楽しめる絵本です。
でも、ひとつだけ思うのはなぜかふとっちょなねずみさんは、ずるい?というか悪い?子のような描写が気になります。
なんというか・・うさぎとかめみたいな感じです。
力の弱い小さなねずみでも、知恵で大きいねずみに勝つことが出来るという感じなのかな。
高くつみきをつんでも、崩れたり、
速く走っても最後は追い抜かれたり
大きい風船がカラスに割られたり、
葉っぱをいっぱい集めても風に飛ばされたり。
太っちょのねずみさんは、ちょっとずるい役。
悪者役にしているのが気になるのは私だけでしょうか。
細い子が良い子、太い子が悪い子みたいな固定観念は違和感を覚えます。
考えすぎかな・・とも思いますが、あえて太っちょとほそっちょにしなくても良いのになーと。自分の子が少々太っちょで人から言われた経験があるから敏感になって気になるのかもしれません。
同じ著者の本でおんなじおんなじという絵本がありますが、こちらは、二匹がとっても似ていてそっくりさんです。
これの方が断然好きです。