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みつけてん」 大人が読んだ みんなの声

みつけてん 作:ジョン・クラッセン
訳:長谷川 義史
出版社:クレヨンハウス
税込価格:\2,200
発行日:2016年10月11日
ISBN:9784861013300
評価スコア 4.7
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みんなの声 総数 22
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大人が読んだ みんなの声から

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  • ジョン・グラッセンさんと 関西弁の長谷川義史さんの二人の息がぴったりな絵本にほっこりします

    二匹のかめが ひとつのぼうしを一緒に見つけたんです
    どちらのかめも・・・・ 自分がかぶりたいと思っているのかな?
    二人ともにあう  ぼうし・・・・ 
    二人の会話が絶妙で  かめの目線が絶妙でかめの目がものを言ってるのがわかるんです(笑)

    お互いになにをかんがえているんや?  
    そうですね
    みんな みんな 一人ひとりのかんがえが違うのですから  
    お互いを信じていて  探り合うという この二人のかめの会話は短いんですが・・・・ 絵がものを言ってるんですよね

    夢でふたりでぼうしかぶっていた 
    これは 最高ですが  ぼうしは一つ・・・・
     
    さあ 聞いてみましょう  あなたならどうする?
    いろんな子どもたちの声が聞こえそうです・・・・・
    そんな余韻を持たせる 良い絵本だな〜!

    宇宙まで 夢の中ではいけるのかな〜

    投稿日:2022/03/23

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  • 安心したわ

    どこいったん、ちがうねんに続く、ジョンクラッセンさんと長谷川さんコンビの三作目です。
    なんとなく、今までの感じからブラックなラストを予想していたのが見事に裏切られました!
    とはいっても、今までと同様に最小限の言葉なので謎の残るラストではありますが、私はほほえましいなと感じました。
    あー、良かった。安心したわ。

    投稿日:2021/03/17

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  • 大阪弁いいわ!

    大阪弁の長谷川義史さんの訳が、心をほんわかしてくれました。二匹の亀が一つの帽子を見つけて、二匹共欲しくてたまらないのですが、お互いに遠慮してしまうけれど、本心は夕日を見ていても二匹共帽子のことが頭から離れないのだと察してしまえるので笑っちゃいました。夢の中では、帽子も2つあって、二匹共帽子を被っているのが優しい気持ちになれます♪

    投稿日:2018/11/12

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  • 面白かったです!

     面白かったです!

     「どこいったん」「ちがうねん」はシュールで、大人には面白いけれど、子どもににはちょっと・・・・、と思っていました。でも、こちらはぜひ小学生に読んでみたい。

     二匹のカメの気持ちが手にとるように分かり、読みながら自分の心も動きました。

     「おい ねたんか?」「ねたで、もう ゆめの なかやで」って、「ほんまかいな?」って感じですが(笑)、とってもいい夢で、温かい気持ちになりました。
    最後のページの絵が良いですね。

     この二匹なら、朝起きて、どちらの気持ちも満足させる良い解決策を、きっと思いつくでしょう。

     絵本と言う表現媒体が、とっても生きている絵本だと思いました。

    投稿日:2018/07/16

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  • く、クールな絵本!!

    • 梅木水晶さん
    • 30代
    • ママ
    • 山形県
    • 女の子5歳、男の子3歳、女の子0歳

    本当は2人とも帽子をかぶりたいけど、1つしかないから、あえてそのかぶりたいという思いを前面に出さない2人の奥ゆかしさというか何というか、そういったものが感じられて、私は読んだ後、何だか知らないけどモジモジしてしまいました。

    投稿日:2017/04/27

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  • なあなあ、はよ、読んでや。

     言葉とは、なんとも面白い。
     ジョン・クラッセンの人気シリーズ第3弾となったこの作品の原題は「WE FOUND A HAT」。それが長谷川義史さんが訳すと、「みつけてん」。
     気分が躍り出すようなわくわく感が生まれる。
     それは本文の訳でもそうで、それはこのシリーズの特長にもなっているのだが、関西弁のなんともいえないもっそり感が、主人公の二匹のカメには似合っている。
     「かっこええで」とか「ねよか」なんて具合に。

     お話は二匹のカメが帽子を見つけるところから始まる。
     ところが、帽子はひとつ。
     カメは繰り返すが、二匹。
     「どっちか かぶったら、どっちか かぶられへんなぁ。そんなん あかんなぁ」となる。
     そこで二匹はこの帽子を「みつけんかった」ことにして、帽子から遠ざかる。
     でも。
     気になる。

     夕日を見てても、考えるのは帽子のこと。
     寝ても、帽子が頭から離れない。
     一匹のカメは相手のカメが寝たことを確かめて、そろりと。
     でも。
     もう一匹のカメは自分が見ている夢を実況中継。
     どんな夢?
     それはこの絵本を読んでみて下さい。

     この絵本は関西弁が大好きな人に読んでもらうと気分がでるやろな。
     そしたら、めちゃうれしんちゃうか。
     なあなあ、はよ、読んでや。
     読者まで関西弁にしてしまう、この絵本は強力でっせ。

    投稿日:2017/01/15

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  • じんわりと

    今作もとても短い言葉です。だけど、かかれていない、かめの気持ちが書かれているよりも伝わってくる気がします。
    じんわりと、おもしろさがひろがっていく感じがしました。
    これが三作目ですが、かめたちの友情もえがかれた、今作が一番好きかなあと思いました。

    投稿日:2016/12/12

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  • 究極の解決策

    表紙から突き刺す視線と目が合ったら、
    ほら、もう読まずにいることはできませぬ(笑)
    『WE FOUND A HAT』が原題。
    『どこいったん』『ちがうねん』に続く、大阪弁による帽子騒動。
    また違ったテイストです。
    二匹のカメが見つけたのは1つ!の帽子。
    どちらも被りたいので、その解決策を考えるのですね。
    まるで心理学の世界です。
    そして、まさに絵本の醍醐味です。
    シンプルな視線が物語ります。
    そして、意外な結末は、究極の解決策かもしれませんね。

    投稿日:2016/11/26

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  • 「するめ」絵本(笑

    「どこいったん」「ちがうねん」は
    シュールで、ほんとすごい!と思った
    んで、第3弾ということで
    とても楽しみに
    図書館にリクエストしていたんです

    で、やっと!きた〜

    ・・・・・

    ん???
    もう1回・・・もう1回・・・

    と何度も読んでいます

    じわじわくる感じの作品かも
    わかるような
    でも、私だったら・・・
    と、いろいろ考えちゃいます(笑

    でもこういう場面って
    こどもの生活の中では
    結構重要な場面だったりするかもしれませんよね

    「かめ」のイメージののんびり感も
    いいのかな
    なんとも不思議な世界に
    「帽子」だけのことなのに
    引っ張られるって、すごい!

    「ジョン・クラッセンの帽子シリーズ、ついに完結!」
    って、紹介されていますが
    そうなんですか!?
    まだ、続きそうに感じていますが

    作者さんの感性と
    なんたって、素敵な訳者の長谷川さんコラボを
    楽しみにしています

    投稿日:2016/11/19

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