「だれのおとしもの？」 大人が読んだ みんなの声

落とし物を拾いながら雪の上の足跡をたどっていくところが、ちょっとしたミステリーで興味津々読みました。
子どもたちと推理しながら読み聞かせしたら、盛り上がりそうです。
まほちゃんの服装や雪景色の描き方が、外国の絵本のように思いましたが北海道出身の作家さんなんですね。
真ん中のページ見開きで、林の間から見える光景が素敵です。
銀世界の湖とディーゼルに牽かれる貨物列車の景色は、ひんやりした空気を感じました。

なかなかこれだけたくさん落とし物を拾って、かなりの距離を歩いてまで、持ち主までちゃんと届けようと思う幼児はなかなかいないのではないだろうか、主人公のこの少女はかなり正義感の強い少女と見た。非現実的ではあるが心温まるお話。

とても可愛らしく、おしゃれなイラストです。
雪の白が輝いていて、雪遊びをしたくなりました。
おとしものの持ち主は、ほんとうにちいさな女の子なのかな？と思っていたら…なるほど！
そういうことだったのですね。
最後まで結末がわからず、とても楽しめました。

全頁試し読みで読みました。表紙の色彩が綺麗で、いつまでも眺めていたい絵です。中の絵もページを捲るのが本当に楽しみな清楚な清々しい綺麗な絵に魅了されました。まほちゃんと一緒に「ゆりちゃんの落し物」をたどっていくのが、わくわくしました。「ゆりちゃんったら、また落としてる」に、くすっと笑えました。マフラー、手袋、大きなセーターとどんどん増えれいくのに、なあんだそうなんだと納得の結末に楽しい嬉しい気持ちでいっぱいになりました。

これはパステル画でしょうか。
雪のなか、そりをひいて歩いてゆくまほちゃんと言う女のこ。
見つけたのは落とし物。
でも落し物は、どんどん増えてゆきます。
引っ張っているそりには、もういっぱい載っています。
うん？どこまで行くの？
最後は、そうだったの！！です。
とてもかわいいお話でした。
どのページも絵がとてもきれいです。

可愛い表紙のイラストに惹かれて読みました。
まほちゃんがてぶくろをひろい、足跡をたどって、その子に届けようとするストーリー。
雪の中、足跡をたどっていく展開がドキドキします。途中、森のなかはハラハラしますが、無事に落とし主に会えます。
子どもならではの雪の日の過ごし方って感じでとてもあったかい気持ちにさせてくれる1冊です。

種村さんの絵はソフトでかわいらしいです。
雪の日に見つけたいろいろな落とし物。それを拾いながらついていくと…。
落とし物を見つけた時のまほちゃんの顔がすっごくかわいいので、この本を見たときはぜひチェックしてほしいです。

それにしてもこんなにたくさんの冬物のセーターやらマフラーやら家から持ち出されたら、あとでクリーニングが大変そうだなぁと、主婦としては思いましたけど、最後の子どもたちの笑顔はとっても素敵でした。
冬の寒い時期に是非どうぞ。
4，5歳くらいから、小学校低学年くらいのお子さんたちにお薦めします。

まほちゃんは、手ぶくろのおとしものをひろいます。でも、その後もいろいろなおとしものが……。「なんでだろう？」と、まほちゃんと一緒においかけるようにページをめくってしまいました。
絵はとってもかわいくて、雪の白さにはえる色がきれいです。
雪もいいなあと思ってしまう、ほんわかするお話でした。