「おばけこわくないぞ！」 大人が読んだ みんなの声

子どもの絵本作品で「おばけ」というと白いシーツをかぶったような《幽霊》が多そうですが、この作品はおばけというより《妖怪》みたいでした。
特に天狗と化け猫（とっても大きい）は見ていてインパクトもありましたし、可愛かったです。

この作品の面白さは、「こわい」けど、そのおばけたちにいどんで対処していく主人公の男の子でした。
あまり大きなサイズではありませんが、石井さんの絵がはっきりしているので、大勢いる場所での読み聞かせにも使いやすいと思います。
５、６歳くらいから小学校中学年くらいの子さんたちにいかがでしょうか？

表紙の怪しげな目をしたばけねこが気になって、手に取りました。
もしもかさおばけが出てきたら、海に連れて行ってビーチパラソルにしちゃえばいいんだ！というように、想像力を駆使して対処する男の子。
もし天狗が出てきたら、化け猫が出てきたら……。という場面でもユーモラスな解決策で、恐怖を吹き飛ばします。
石井聖岳さんのユーモラスなイラストは、怖い！けど、楽しい！です。

読み終えて、表紙に戻って、「ほんとは　こわいの　わかってるぞ！」って言ってみました。（笑）

ツヨシくん、ひとりでお留守番です。
夢中になって遊んでいる時は。いいんですよね。
でも、いったん考え始めると、そっちの方向に思考回路が行っちゃって。

ツヨシくんも、もしもこんな時におばけが出てきたらどうしようって、考え始めたから、・・・・・・。

でも、ツヨシくん、もしもと考え、即その怖さを振り払う対策を練っちゃうから凄いんです。
ゆきおんなが出てきたらのところで、温泉に連れてって……に、大笑いしました。

ツヨシくんのような経験のあるお子さんには、うけそうな作品ですね。

「おこだでませんように」の絵の人だ！
と、ページをめくって、天狗が天上からぶら下がってる＼（◎o◎）／！

と、すぐに借りてきました

「もしも」って考えること、結構子どもは好きですよね！？
こういう風にも考えられるんだぁ〜

これは、一緒に想像を楽しめるかもしません

巨大な猫の表紙に引き寄せられてこの絵本を選びました。主人公の男の子がどんどん色々な発想をしていく過程が楽しめました。お化けと聞くだけで怖いイメージがある私ですが主人公は楽しんでしまっている所がかっこ良かったです。やっぱり男の子だなー！と感心しました。自分の心の引き出しを沢山持っているからこそ楽しむ余裕もあって想像する力もあるのだなと思いました。私も主人公の様に何にでも楽しむ姿勢を持ちたいと思いました。