「つけたしことば」って何だろう?と思いつつページをめくりました。
なるほど〜!今まであまり意識したことはなかったけれど、結構沢山あるのですね。
意味は無いけれど、語呂が良くて、つい足したくなる言葉たち。
リズムが良くって、言いながらなんだか楽しい気持ちになってきます。
実は江戸時代からあったと知って、ビックリ!
昔の日本人も、ユーモアたっぷりの言葉のセンスに溢れていたのですね。
更に、昔ながらのつけたし言葉だけでなく、自分で好きなように言葉を作って遊べるというのがこの絵本のすごいところです。
想像力を思いっきり働かせて、楽しいオリジナルつけたし言葉が作れそう。
子どもはこういったダジャレのような遊びが大好きですよね。
親子で楽しみながら、読み聞かせが出来そうです。
この絵本は「文」ではなく「書」とあるように、筆で書かれた文字がまた素敵です。
イラストも、白黒でいたってシンプル。でも可愛い。
水墨画にも通じるような、日本の良さをしみじみ感じさせてくれる絵本です。