「はたけのともだち」 大人が読んだ みんなの声

「とべバッタ」や「ふきまんぶく」など、田島征三さんのダイナミックな絵本が大好きです。
こちらは、ユニークなナンセンス絵本。
きれいずきなおじいさんの畑で、野菜たちがきちんと並んでいます。
でも、おじいさんが一寝入りしている間に、賑やかな大合奏が始まったかと思うと、みんなで踊って大騒ぎ。
その様子は、とてもおおらかで、見ていて気持ちよかったです。

さすが　田島征三さんの絵本はおもしろい！
ずっと　ずっと　ファンなのです！

きれいずきのおじいさんが　きちんとならべて野菜の世話をしているというのが　またいいですね。
そんな　おじいさんの思いをよそに　野菜たちの自由の楽しい表現が何とも言えず　笑えてきます。

なすびの　ぽこ　ぽこ　ぽこ　ぱん　ぽこ　ぱん　ぱん　ボクシング？
カボチャのラッパの音が　聞こえてきそう！　

ごぼうの　すぽん！とぬける音　大きなおとが　聞こえます

こんなに　音の聞こえる絵本が　おもしろい

しゃくしなのダンスや　プチトマトのキャッチボール　発想が楽しくて
ひとねむりしていた　おじいさんの頭にピーマンがあたって　おじいさんがおこされた顔　

おじいさんのびっくりした顔がかわいい！

小さい子供にも楽しめる絵本だと思います

笑いながら読んでました　

畑の野菜たちの動きがとてもよユニークで、その特徴を生かした動きをしているのに、笑ってしまいました。
特に裏表紙の「大根」。
土の中から抜け出すワンシーンはお見事！な表現ではありませんか。
思わずププッとなってしまいます。
こどもたちに読むときは、あえて面白く考えないで、普通に普通に読んだ方が、却って面白さが伝わるような気がします。

おじいさんが畑で育てている野菜のお話です。

キレイ好きのおじいさんの畑は整理整頓されて植えられていますが、おじいさんが昼寝をしていた隙に野菜たちが動き出します。
その動きといったら、まさに“野菜たちのカーニバル”といった印象を受けました！

昼寝から目覚めたおじいさんの驚いた表情が面白い一冊でした。
野菜嫌いの子に読んであげると、少しは野菜に興味を持ってくれるかもしれません。

個人的には、あまり好きではない絵のタッチですが、お話は面白いのでオススメです☆