チベット民話の再話
兄は自分勝手な性格ですが 利口なほう
弟は気持がやさしいけれども ぼんやりしている
二人の性格が違うのです
兄さんは弟が邪魔になり追い出します。 この時お母さんは弟と一緒に家を出ますが・・・ お母さんは兄さんに何も言えなかったのですね。
弟が木を木っているときに出会った 石のしし
守り神と信じて崇めるのです
チベットの昔話も優しく 信心深い弟を守り
欲張りな兄さんに罰を与えるというお話は日本の昔話も同じような思想だと思いました
秋野 亥左牟さんの絵はインパクトがあっつて目に焼きつきます
兄さんがししにてをかまれるところは恐ろしいばかりです
兄さんがおなかがすいておかみさんのおっぱいを吸おうとする場面も印象的です
これを見て、ししが笑ったのでにいいさんの手がししからぬけるのです
ししの顔が大きくてインパクトあるのです
人間は欲張らず誠実に 優しさをもって生きていきなさいというチベットの教えなのでしょうね
守り神のししの教えですね