「ぼく モグラ キツネ 馬」 大人が読んだ みんなの声

モグラと出会ったぼくは、モグラと会話
「おおきくなったら、なにになりたいん？」
「やさしくなりたい」
モグラと会話がすごく哲学的な会話です
二人で　うまくいかないときは　ケーキをたべよう

モグラはケーキが大好きなんだね

いちばんの時間の無駄？　「自分をだれかと比べる事だね」

モグラが年寄りのモグラの経験から
「怖がらずに　夢をおえばよかったって」
ふ〜ん

キツネがわなにかかり　捕まっていた　キツネを助けて仲間に「自分に優しくすることが　一番の優しさなんだ」モグラはなかなかいいこと言うね！

そして馬にも出会った

馬の優しい言葉にぼくは救われた
「一番強かったのはいつ？　弱さをみせることができた時」

月を見て　この世界をおもしろがろう

人生は難しい
でも　愛されているよ　　馬も　キツネもモグラも　僕も　それぞれに生き方を探していて幸せを求めているのが分かります
そうですね　私も同じですから　そしてみんなと過ごせる幸せ居場所があることの幸せを　感じました

繰り返し読むほどに、深みのある人生訓のような本です。
少し長めのページの中に、人生を考える様々な言葉が散りばめられています。
そして、自分と向き合うことを示唆しています。
今をより良くするためには、自分を肯定的に受け容れることかも知れません。
素朴なイラストで登場する人と動物たちが、訥々と語る言葉が、重厚に響いてきました。

主人公の男の子が、モグラやキツネ、馬と出会い、語り合いながら旅をする話です。

最後のページに、「おわり」に大きな×が付けられて、その下に「ぼくたちは、こんなにとおくまできた。」という言葉が書かれています。
私は、この最後のページがとても好きです。

毎日は小さなことの積み重ねだそうです。
ならば、日々の努力を怠らなければ、いつか夢を叶えることができそう。
私は夢を追い続けて、もう１０年が経っています。
いいかげんあきらめようかしらと考えることがあるけれど、”もう１０年”ではなく”まだ１０年”と思い直して、夢を追い続けようと思います。

「世界中で100万人の心をつかんだ本」と聞いて、ぜひ読みたいと思いました。
ぼくがモグラとキツネと馬に出会い、人生において大切なことを知っていくお話。
「いちばんのおもいちがいは かんぺきじゃないといけないと思うことだ」
「いちばんゆうかんなことばは たすけて」
子どもも理解できる易しい言葉で綴られていますが、心に響くのは大人の方かもしれません。
とても胸に刺さりました。手元において、心のお守りにしたい1冊です。

友だちとは、自分とは、人生とは、時間とは、幸せとは、いろんなことを自分に引き寄せて考えられるような絵本でした。
絵は、とても私の好みで、真っ白な余白、温かなインク線、モノトーンを基調にときどききれいな差し色、文字は、イラストとマッチした手書き風です。