「ともだちいっぱい」 大人が読んだ みんなの声

りゅう天気ーりゅうがボウケンするのにぴったりの天気
ちょうちょ天気ーちょうちょがひらひらしたくなる日
みみず天気ーみみずのひるねに、ちょうどよい天気
それぞれ、じぶんにぴったりの「お天気」があるんだ
はじまりのお話しがいいですね

りゅう坊のりゅっくのなかみもかわいいんです

ともだちいっぱいで楽しいお話しの中に
３ーあとからあとから、なみだがこぼれる日はちょっと泣けました
　　おつきさまにだっこしてもらっていっぱい泣いたりゅう坊
　　

工藤さんのお話しもいいのです。
そして長新太さんの絵も癒されます
子どもによんであげたいお話しです

工藤直子さんと長新太さんのコンビの作品は、「うたのてんらんかい」や「てつがくのライオン」などの詩絵本を読んだことがあって、とても相性が良くていいなと思っていました。
コンビの作品は、詩だけでなく、お話もあったのですね。
こちらは、リュックを背負って出かけるリュウの子りゅう坊のお話。
短いお話が４つ入っています。
お出かけ場所に合わせ、必ず３つのものをリュックに詰めていくりゅう坊。
なんでそれを選んだのかしら？と想像しながら読むと面白いです。

リュックが大好きな竜の男の子りゅう坊のお話です。
よく２〜３歳のお子さんでリュックをよく背負っている子いますよね。
いつもいつも何が入っているんだろう〜なんて微笑ましく思ってしまうので、この絵本のりゅう坊にも、そんな感情を抱きました。

りゅう坊はりゅうです。
リュックが好きだから、いつもリュックをかついでいます。
仲良しの綿雲と一緒に、いつもいろんなところで遊んでいる
のですが、遊ぶ相手によってリュックの中身が違っているので
読みながら、「今度は何が入っているのかな？」って、わくわ
くしてしまいます。私もバッグの中にいろんなものをつめて
いるので、気になっちゃうんです。
工藤さんの語り口、長新太さんの挿絵が、親しみ持てて、
やさしくてすごく素敵です。子どももリュックのりゅう坊に
なったつもりで読むことができるのではないかな？
そうして、きっと読み終えた後は、リュックをかついで
どこかにおでかけしたくなるはずです！