どちらかというと、大人向きかな。
池田あきこさんの独特な世界観があって、
わちふぃーるどという不思議な国のおはなし。
そこは、動物たちがおしゃべりしたり、
おかしな妖精や魔女たちがいて、
ねこのダヤンたちが、活躍しています。
そんな住人のひとりが、わにのイワン。
彼が、この不思議な世界に始めてきた時のおはなしを
聞かせてくれました。
ここでは、地球のことをアルスといいます。
ダヤンもイワンも、そのアルスからきた住人でした。
イワンがどんな旅をしてきたのか、
読めば読むほど、わくわくしました。
小さなイワンが、コウノトリのシュービルさんの
長いくちばしでつまみ上げられたとき、
どうなるかと思いました。
イワンの小ささに驚きましたが・・・
イワンと森の素敵な関係にも、ご注目!
そうだったんだ〜と、心がほっこりしました。
そして、イワンの誕生日を祝うかのように、
森中の花と花がいっせいに咲くシーンは、素敵です!
イワンのように、こんな不思議な世界に行けるのなら、
行ってみたいな〜と思いました。
不思議大好きな大人におすすめ。