エロール・ル・カインって、昔から伝わっているグリムなどのお話を絵本作品にしていることが多かったので、この作品は他のに比べてポップで明るい感じがします。
ところで、この作者の「コリン夫妻」って、どんな人たちなんでしょうか?色々検索して調べてみましたが、日かかってこないんですよ〜。気になるな。
エロール・ル・カインとは「ハーメルンの笛吹き」でも一緒に仕事をしているんですよね〜。他には作品はないのでしょうか?
なかなか面白い目線で物語の世界を描かれていて、興味深いです。
この、“フォックスの奥様”前の旦那様が《九尾のキツネ》だったからといって、何で《九尾のキツネ》にこだわっていたのかな〜。
まぁ、ただの好みってこともありますが、そのこだわり絵本の作品からもう少し読み取れると、もっと面白かったのに、その辺がちょっとピり残念です。
フォックスの奥様はよほどみんなの人気者なのか、次々に求婚者が現れますが、その時の文章の繰り返しが、昔話みたいなリズム感があって面白いです。
再婚のものがたりなので、どちらかというと、女の子の方が好きなお話なのかな?と思いますが、
エロール・ル・カインの描く登場人物たちの喜怒哀楽の姿が、めちゃめちゃ面白いので、
絵で表現することに興味を持っているお子さんたちには特にお薦めしたいです。