自分の子どもが小さい時は、あまりこういった科学絵本みたいなものに手を出さなかったのですが、子育ても落ち着いてきて、
読み語りのボランティアに参加するようになって、
不特定多数の子ども達に、興味のあるものは何かな〜と、絵本(児童書)をさがすようになりました。
で、最近ハマっているのが、科学絵本。
こういう絵本は子どもの年をあまり選びません(と、私は思います)。
身の回りの小さな不思議から、壮大な大きな不思議まで、いろいろありますが、一度ハマると色々なことが知りたくなってきます。
この絵本は花や種のイラストの色があんまりきれいで、思わず図書館で借りてきてしまいました。
説明文は少々難しいことが書いてありますが、1ページ1ページに紹介されている花や種の絵があまりにきれいなので、見ているだけでも得をした気分になります。
海岸近くに生息する植物の種は、厚い殻に守られていて、海水から身を守ってくれるそうですが、この殻にも、こんなにいろいろ種類があったとは!
なんと!千年も昔の「ナツメヤシ」の種類の種を遺跡から発掘してまいてみたら四週間で芽を出したんだって!
千年間も!!芽を出さずに仮死状態だったのでしょうか?
ロマンですね〜。
とても楽しい本ですが、たくさんの種が1ページにだ〜と、描いてあるので、読み語りとかに使うより、家族や友達などの少人数で読むほうがいいかなと思いました。