11ぴきのねこが、遠足に出かけました。先頭は、とらねこたいしょうです。
『花をとるな』と書かれた看板を見ても、我慢ができず、一つだけならいいでしょうというねこたち。その後も、ずっと看板と逆のことをしていくねこたちです。そして、とうとう、大変なことになってしまいました。
頭に一本ずつ花をさして、一列になって歩いていく様子には、何の罪の意識も感じられません。してはいけませんと書かれてあっても、どうしてもしてしまいたくなるもの。すこしは考えますが、やっぱり、予想通りのことをやってしまうねこたちです。彼らに降りかかった災難にドキドキしたり、最後の最後まで、どうなってしまうかわからない話の展開を、思う存分楽しんでください。
もしかしたら、みんなでやっちゃえば、怖いことないよっていうことなのでしょうか?まさか、そんなことないよね。