とよたかずひこさんの絵本は、親子ともども結構好きで、うちの子どもたちが小さい時はほぼ全部読んでいたつもりですが、
最近のシリーズはあまり目を光らせていませんでした。
これは「ぽかぽかおふろ」というシリーズものの1冊です。
最初は空き地にあった不思議なお風呂が、自分も「おふろ屋としての疲れをいやしに行こう」とばかり、町のお風呂屋さんへ行く。という話。ナンセンスで、いい意味で「ありえな〜い」と笑わせてくれる絵本でした。
空き地から始まって、最後は小学生くらいの子どもたちと楽しくお風呂に入って、「またね〜」なんて別れるシーンで終わってます。
これからこの“おふろ”はどこへ帰るのかしら…?
すごく気になりますが、そこまで描かずに終わって、読み手や聞き手に「その後」を想像させてくれるところが、更にグット!でした。
今度ぜひ子どもたちに読み聞かせしてみたいです。
4,5歳くらいから小学校の意外と高学年くらいまで喜んでくれそうです。