「あいうえおみせ」 大人が読んだ みんなの声

五十音の一つ一つで始まるお店の紹介しています。
多少無理もありますが、懐かしい雰囲気の商店街です。贅沢にも上が五十音で下がいろはの組合せになっています。
何だがとても気持ちも膨らみました。
いろいろな物語を感じました。

私は，安野光雅さんのイラストがとても好きなんです！
なので，こちらの絵本もイラストに見応えを感じ楽しめました。
この絵本に描かれているお店は，「あめやさん」だったり「いしやきいもやさん」だったりと何だか懐かしい感じのお店。
そこがまた味わいあって日本っぽくてよかったです！

図書館で偶然見つけました。
安野さんの本でこんな本があったとは！
あいうえお順でいろんなお店が出てきます。よくこんなに思いついたなぁと感心せざるをえません。イラストも細かくて、こまごましたものが好きな人ははまると思います。あいうえおも勉強になるし、いろんなお店が出ていて面白いし、子どもに買ってあげたいなと思える本でした。

あいうえおの順番におみせがならんでいます
その下は　いろはにほへとの順にならんでる

安野さんらしい　レトロなおみせもあって　なぜか嬉しくなります

おけや（懐かしいような）　　　えんとつや　サンタサンがいる　
ほうきやは　魔女がいる
一つ一つのお店に　ちゃんとお話しがあって　楽しめるのです

ちまきや？　五月のこどもの日　背比べ　かしわもち　お話しができそう

おや　れんたんや？　こんなの知らない人が多いのでは？

ながやもおもしろい　　
るす　るすです　　　　おやおや　どろぼうさんがねらっているのではカギを持ってるよ

もんかきや　なるほど　家紋を書く職人さんですね（職人さんもいる）

じぞうさま　みんなの守り神さんですね

お店のオンパレードですが、そこに生活感とドラマがあるのが良いですね
こどもがでんしゃごっこ　懐かしい遊びですよ　　なわとびも　けんだまも　子どもの遊びがあるんです
　
生活の中には　マージャンやも大人の遊びの楽しみですし

人々が　生き生きと生活している　あいうえおみせの絵本です

ラストのページは、どこのおみせにあるかさがせる　おまけもあるのでこどもと一緒に楽しめますね

２００８年の７月に「こどものとも」（雑誌）で出て、
２０１２年５月に初版された作品です。
本の上段は五十音順、下段は「いろは」順にたくさんのお店を紹介してくれているとっても凝っている作品でした。
描かれているお店そのものが、今は大型複合店やスーパー、コンビニなどでまとめうりされている商品が多く、商店街の一角で見ることも少なくなってきていますが、
こうしてこだわりのある商店の看板を１つ１つ覗いてみるのも楽しかったです。

残念なのは、自分が子どもの頃に好きだった畳屋と牛乳屋が出てこなかったこと。
安野さんの描く畳屋さん、見たかったです。

１ページを上下に分け、上の段はあいうえお順、下の段はいろはの順にお店が描かれています。よく見るお店もあれば、あれっ？こんなお店、本当にある？と、思わず笑ってしまうお店もあります。
安野さんらしい、細かい描写は、本当に脱帽です。ひとつひとつのお店には、ちょっとした遊び心も見られます。
最終ページには、たくさんの商品が描かれています。どのお店に売っているものなのか、みんなで考えると楽しいと思います。そして気になるのは、裏表紙に描かれた子どもたち、いったい何が始まるのでしょうか。

題名からワクワクしますね。
あいうえお順に、それぞれの文字で始まるお店が登場という訳です。
おや、下段にはいろは順でもありますよ。
これは嬉しいです。
さながら商店街みたいです。
ということで、専門のお店がずらり、なのですが、
なかなか壮観です。
なかには？？？というお店もありますし、お店でない文字あわせのものもありますが、
妙に風景に溶け込んでいて、それはそれでご愛嬌です。
細かい描写にサブストーリーも垣間見えますね。
じっくりと少人数で楽しんでほしいです。
ラストにはいろんなアイテムが再登場。
どこのお店にあったか探す趣向も。
文字と遊ぶことができそうです。

今年一月発売の本だというのに
もうたくさんのレビューがあってビックリしました。
そういう私も書店でたまたま見つけました。

あいうえお順といろは順に、お店屋さんがずらりと並んでいるだけの
シンプルな本です。が、安野さんの画力にみるみる引き込まれます。
そんなお店屋さんあるの？と突っ込みたくなる店もありますが
ノスタルジックな雰囲気がとっても楽しい一冊でした。

「昭和」だなーと思いました。

安野光雅さんの作品だったのでこの絵本を選びました。色々な店が登場するのが楽しかったです。意外な物も登場したり、お店の人が個性豊かだったりして細部にもこだわりを持って描かれているのはさすが安野さんの作品だと感心しました。特に、読み手に問いかけ考える機会を与えてくれているのが良いと思いました。