小さいお子さん向けの機関車の絵本です。
機関車というと、男の子向けかなと思われるかもしれませんが、こちらの作品は女の子も喜びそうですよ。
小さな機関車ヘンリエッテのある一日のお仕事振りが描かれています。
詩のような短くて簡潔な文体。
擬態語も豊富。
絵本を読みながら、ヘンリエッテに乗っているような気分になれるかも。
各見開き、左ページが文で右ページが鮮やかな色合いの可愛らしい絵。
発車のベルが鳴ったって、乗り遅れが無いように、のんびり気長に待ってくれるヘンリエッテ。
お花畑で一休みして、乗客に「さあ みんな あそんでおいで」と声を掛けるヘンリエッテ。
いいなぁ〜、こんな機関車があったなら、ゆったり旅を楽しめそう。
車窓の景色もカラフルで、出会う動物たちも可愛らしい。
小さな乗客たちの手にしているお土産に、な〜るほど心憎いな〜と、ニッコリしてしまいました。
ホントあったらいいなぁ〜、って思ってしまうお話です。