「パパとあたしのキャンプ」 大人が読んだ みんなの声

とっても絵が素敵だな、と思いました。夏にパパとキャンプ。確かにちょっとドキドキしたり不安な部分もあるけれどパパと一緒なら頑張れそうな気がしますよね。楽しくてわくわくする感じがすごくよく表現されていて、読み終えると幸せな気持ちになりました。パパが娘さんに読んであげるにもすごくピッタリな1冊だと思います。

素敵なタイトルに惹かれ、手に取りました。
あこちゃんとパパが二人でキャンプにやってきます。パパと二人だけというのが特別でうれしいのでしょう。張り切ってしっかりお手伝いします。
ちょっと抜けたところのあるパパとのやりとりは、見ていてとても微笑ましいです。
どこかで見たイラストだな？と思ったら、子供たちが小さい頃に繰り返し読んだ『ちょっとだけ』のイラストを描いた作家さんの作品でした。こんなふうに再会できて嬉しかったです。

パパとあこちゃん二人の楽しいキャンプですが、随所随所に、キャンプを盛り上げようとしているあこちゃんの気配りが感じられて、切なくなってきました。
遠くの町にいるというママはどうしているのでしょう。本当ならば、パパとママと三人でいたいあこちゃんです。
だからパパがいないと不安でしょうがないのですね。
不器用だけど一生懸命のお父さん、娘の気持ちをわかってあげて下さいね。

父子の夏のキャンプを描いた作品。
保育園児のあこちゃんはお父さんとキャンプに行くのです。
朝からパパはお寝坊、でもせっせと準備に励みます。
頼もしそうですが、せっかく作ったおにぎりを忘れたり、たき火で火傷したり。
おしゃまなあこちゃんも大活躍というわけですね。
パパと一緒の素敵なキャンプですが、二人の会話から、どうやらママとは別居の様子。
今どきの設定とはいえ、少し複雑な心境です。
ともあれ、満面の笑顔のあこちゃんにほっこりです。

　あこちゃんとパパのキャンプ。みずうみのそばで、気持ちよさそうです。犬も楽しそうですね。
　忘れ物をしたり、テントがうまくはれなかったり、やけどをしたり、、、こんなことが、みんな思い出になるんだなと、ほほえましくなりました。
　みずうみにボートをうかべて、のんびりしている場面がいいですね。

　やさしい色あいで描かれた、しっかりもののあこちゃん。さりげなくかかれた、ママのエピソードがせつなかったです。
　

夏はキャンプが楽しいですね！
パパは慣れた手つきでおにぎり作って　二人でキャンプに行きました
イヌも一緒　テント貼って眠るのって　ゆめがあるね〜
キャンプファイアー　　
パパと二人のキャンプファイアーですが・・・　楽しいけれど　ちょっとさびしいな〜
ママもいてほしかったし〜　　キャンプは　近所の家族も一緒に大勢で行けたらパパももっと楽しめたでしょうね
ビール飲んで良い気分楽しめたり会話も楽しめたのにね

でも・・・パパと二人のキャンプはあこちゃんにとって大切な思い出となるでしょうね！

パパごくろうさま　　良いパパですね〜

パパがみつあみを普段からしてくれていたり、お弁当を作ってくれていたりしていいパパだなーと思って読んでいました。
しかし読んでいくうちにキャンプにも２人で来ているみたい…あれ、ママは？と思いました。読んでいくと「ママは遠くの町にいる」というやりとり。これはママは亡くなっているのか、いっしょに暮らしていないだけなのかどちらなのかな？
父子は仲良くやっているようで２人とも幸せそうです！

大好きなパパとのキャンプの様子が、
とても楽しそうに描かれています。

いまにも、自然の音が聞こえてきそう！！

「あれ？ママは？」と思っていたわたしは、
途中のふたりのやりとりに少し切ない気持ちになってしまいましたが・・・

最後には、心が温まりました。
こういう思い出って、いつまでも心に残るんですよね。

パパと娘の二人っきりのキャンプです。
朝からバタバタと準備をするのは、日常の光景で「どこの家もおんなじだー」と思います。
しっかり者の娘と、ちょっとドジなパパ。
でも、キャンプなんて普段しないことですから、どこのパパでも、これくらいの失敗はありそうですよね。
長い人生の中で、きっと、パパと娘が密に過ごす時間は、ほんの一瞬の出来事でしょう。
この親子は、かけがえのない時間を持っているのだと思います。

約束のキャンプにいく日にパパの足をひっぱるあこちゃんがいじらしいです。パパとあこちゃんと二人だけのキャンプがちょっと寂しく思いました。ごめん、ごめん、家族の一員であるサスケもいましたね！保育園児としては頼もしいあこちゃんですが、真夜中にテントの中で目を覚ましたあこちゃんが、「パパ　どこ？　パパ、パパー、････ママー！」と泣いているあこちゃんのママの存在が気になりました。朝キャンプに行く前におにぎりを握っていたパパに、その時から気になっていた私ですが、家庭の事情もあるんだと思いました。「ねえ　パパ。ママは　遠くの　町に　いるんだよね。」とパパに聞くあこちゃんですが、やっぱりママの存在が気になっている私でした。