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どうするティリー?」 大人が読んだ みんなの声

どうするティリー? 作・絵:レオ・レオニ
訳:谷川 俊太郎
出版社:あすなろ書房 あすなろ書房の特集ページがあります!
税込価格:\1,430
発行日:2002年08月
ISBN:9784751519912
評価スコア 4.56
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みんなの声 総数 31
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大人が読んだ みんなの声から

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  • おいわいの石

    『TILLIE AND THE WALL』が原題。
    レオ・レオニさんらしい寓話でしょうか。
    ねずみたちは、高くそびえる壁を当たり前と思い、気にせず過ごしていましたが、
    ティリーだけが壁の向こう側のことを考えていたのですね。
    向こう側を見ようと、友だちといろいろするも失敗。
    でも、ミミズの行動でひらめくのですから、アンテナを張っていると、解決策が見えてくるようですね。
    そして、向こう側は、意外にも普通の同じねずみたち。
    この感覚こそ、大きな気づきのようにも思います。
    向こう側での大歓迎の際のおいわいの石。
    まえにどこがでみたことあるね?
    という問いが意味深です。
    ティリーの想像の世界でしょうか?
    この時の色彩が、石の色と相まって、語ってくれているような。
    ティリーが女性キャラクターのようで、その存在感も嬉しいです。
    小学生くらいから大人まで、いろいろ感じさせてくれると思います。

    投稿日:2022/03/07

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  • 世界が変わる時

    • ピーホーさん
    • 30代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 女の子3歳、女の子1歳

    かべがあるのがあたりまえ。かべのむこうに何があるのか、そもそもむこうなんてものがあるのかどうかさえ、気にしなかった。
    そんな中で、1匹のねずみティリーだけが、むこう側のことを考え、見てみようとします。
    どんなに困難なことでも、何か突破口はあるものです。土に潜っていくミミズの姿をみて、ティリーは気づき、地面をもぐって、ついにはむこう側に出ます。
    周りのみんなが気にもしていなかったことに、気づき、挑戦し、世界を変えたティリーの勇気。
    憧れます。
    自分にはなかなか出来そうにないけど、世界は素晴らしい発見と勇気で溢れています。
    私も、ティリーのような考えや行動ができるように意識して日々過ごしたいなと思いました。

    投稿日:2020/06/20

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  • 諦めないで!

    レオ・レオニの絵本だったので、図書館から借りてきました。

    壁がある生活が当たり前のように思い、壁の向こうになにが

    あるのか、誰も気にしてなかった。

    ティリーという1匹の好奇心旺盛なねずみが、壁の向こうのことが

    気になって、高い壁を乗り越える方法を考えた。

    決して諦めないで、ちいさな知恵と勇気で世界を変えた1匹の

    ねずみの物語が描かれてました。

    投稿日:2019/06/16

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  • あきらめないこと

    まず、かべがあること、その次に壁の向こうの事。
    あきらめないこと。方法が見つかるまで手段について考えること。
    ティリーは、あきらめずに、いつもそのことを考えていたから
    方法を見つけ出せたのですね。
    向こう側のねずみたちも、こちら側のネズミも
    だれも考えなかったのに。
    ティリーのようでありたいですね。

    投稿日:2018/02/22

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  • 同じねずみの住む世界

    壁の向こうに住んでいるのも同じねずみたちだったという、とても意味深いお話でした。
    同じねずみで、認めあい、歓迎しあえるという素晴らしさが、大人になるととても難しかったりするのは何故でしょう。
    そもそも昔には壁はなかったのです。
    あまり意味のない壁のような気がします。
    そんな壁を作るのも大人たちなのでしょうね。
    この絵本のタイトル、昔の「ティリーとかべ」の方が自然のような気がしました。

    投稿日:2018/01/09

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  • 東西ドイツのお話か、

    • 梅木水晶さん
    • 30代
    • ママ
    • 山形県
    • 女の子5歳、男の子3歳、女の子0歳

    はたまた、北朝鮮と南朝鮮のお話かと思いながら読みましたがそうではなく、しかし何とも深い話だなと思いながら読みました。壁を壊す勇気を持った若者、ティリーの心意気に乾杯。まだ見ぬ壁の向こうの国がパステルカラーで描かれているページが印象的。

    投稿日:2017/05/15

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  • 何度も読みたい

    シンプルながら、やはり深い。
    大人になった今も、というか、今だからこそ難しいと思えることを、シンプルに端的にティリーがやってみせてくれます。
    当たり前にそびえる壁の向こうに想像をめぐらし、知恵を使って壁のむこうへいく方法を考える。そして、それを、行動にうつす勇気。
    自分にとって、必要なことばかり。
    だからこそ、レオ・レオニの作品は、折りにふれて、読みなおしたくなります。

    投稿日:2015/09/30

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  • すばらしい!

    好奇心,チャレンジ精神,行動力,発想,ねずみのティリーは私にないものを持っていて感心しました。
    やっぱりティリーみたいな人が人間の世界でも,大きな何かをやる人なんですよね!私にはないけど(笑)。
    勇気が出る絵本ですね!!

    レオレオニの絵本は,ネズミが主人公のものが多いですね。
    我が家の娘は一緒のネズミだと勘違いしているところがあります;

    投稿日:2015/09/15

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  • はじまりは いつも・・・

    はじまりは 本当にいつも だれかの ”不思議” ”面白い”・・・ と思う ことから。

    その”だれか” は 「いちばん わかい ティリー」 なのですね。

    小さい人、新しい人 とお話を楽しむ時間をもらっていて 彼女、彼らの 思いがけない一言に はっと気づかされることがあります。

    一冊の絵本を 一緒に見ていて まったく別のものを感じている!
    手あかのついていない見方、感じ方で。

    この本、いつも一番前で 聞いてくれてる 男の子は どんな感想を持つのでしょう。
    自発的な発言以外、感想をたずねないのですけれど、ちょっと聞かせてほしいお話です。

    投稿日:2015/05/30

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  • 知らない世界

    ティリーが想像した壁の向こう側の世界が美しくて夢いっぱいで、とても共感しました!

    私の住んでいる所は山に囲まれていて、小さい頃は山の向こう側がどんな場所なのか、よく想像してました。
    海があったらいいなぁ…とか、素敵な町があったらいいなぁ…とか、そんな事を考えながら山を見るのが好きでした。

    でも私は考えるだけで行動しなかったので、ティリーの頑張りには感心しました。
    ティリーに付き合ってくれる友達もやさしくて、協力し合う姿に励まされました。

    壁の向こう側はティリーの想像した世界とは違っていたけど、新しい世界で大きな発見をしてかけがえのないものに出会ったティリーは、なんだかとても成長したように見えました。

    投稿日:2014/05/19

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