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ベンジーのもうふ」 大人が読んだ みんなの声

ベンジーのもうふ 作:マイラ・ベリー・ブラウン
絵:ドロシー・マリノ
訳:まさき るりこ
出版社:あすなろ書房 あすなろ書房の特集ページがあります!
税込価格:\1,430
発行日:2010年10月
ISBN:9784751525418
評価スコア 4.56
評価ランキング 6,349
みんなの声 総数 15
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  • ベンジー毛布から卒業

    赤ちゃんの時から一時も離さなかったベンジーの毛布ですが、毛布を卒業するまでの成長過程をとても丁寧に描いています。ぼろきれのようになっても手離さなかった毛布を赤ちゃんのこねこにあげる優しいベンジーに、家族のみんなが温かく見守っていたからこそ、優しいベンジーに育ったんだと思いました。

    投稿日:2018/11/24

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  • 子どもの成長

    図書館で見つけて、たまたま読んだんですが、とっても共感する本でした。
    こどものときのお気に入りの毛布やタオルって夜寝るときや不安なときずっと手放さないで持ってますよね。そんな男の子の成長過程をかくストーリーでした。
    絵も可愛いし、最後の結末も素敵でした!

    投稿日:2015/12/13

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  • 大きくなるということ

    • もゆらさん
    • 60代
    • その他の方
    • 神奈川県

     「子どもっていつ、どうやって、昨日の自分より進歩するのかなぁ?
    大きくなるって、どういうことなのかなぁ?
    お兄ちゃんでしょ!お姉ちゃんでしょ!って言うけど、
    弟でしょ!妹でしょ!って言わないのは、どうしてなのかなぁ?」
    そう思っているんだろうな子どもは…、って感じるお父さんお母さんに、この絵本を薦めます。

     幼稚園に通うベンジーくんは生まれてからずっと、一枚の毛布が手放せない。
    ベッドで眠る時はもちろん、家の外であそぶ時、幼稚園にいる時、床屋さんで髪を切る時や、歯医者さんで治療してもらう時でさえもね。ほら、スヌーピーのライナスがいつも引きずってる、あの毛布と同じです。
     でもある日、隣のトルーディちゃん家にやって来た一匹の子ネコ、よく鳴いて三日三晩も泣きっぱなしだったんだけれど、彼は何かを感じて、自分のお気に入りの毛布であるいいことを思いつく。ベンジーのお母さんも、お父さんもお兄ちゃんも、お隣のトルーディちゃんもおばさんも、そりゃあビックリのね。

     ひとが優しくなれるとき、褒められたとき、自信を感じるとき、ちょっと胸がぽっとあたたかくなるとき、そんなとき、大きくなるっていうことかなぁ。
    ベンジーとトルーディの家族に、感謝。

    投稿日:2015/10/20

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  • 急におにいちゃんになったね!

    • 事務員さん
    • 30代
    • ママ
    • 福岡県
    • 女の子6歳、女の子4歳

    どこへ行くにも何をするにも
    ボロボロの雑巾のような布きれを持っている子っていますね。
    ベイジーもベットへ園へ歯医者へだって
    にぎり締めていきます。安心できるお守りなんですね。

    ある日ベイジーはジャングルジムでこれまでよりも
    ずっと高いところまで登ることができました。
    新しい靴を買いにいくと
    ひとサイズ大きいものを勧められました。
    ベイジーは確実に大きくなっています。

    ベイジーもそのことに気付いたようです。
    毎晩泣いてるお隣の子猫ちゃんに自分の毛布をあげました。
    ベイジーが毛布を手放すこと、
    自分より小さい子猫の世話をやくこと。
    この日ベイジーは急におにいちゃんになりました。

    「おかあさんはなにしてる?」のドロシー・マリノさんの絵です。
    家族愛と子どもの成長を描いたこのお話にぴったりでした。

    投稿日:2011/07/21

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  • 穏やかな文章が良い

    • ジュンイチさん
    • 40代
    • パパ
    • 東京都
    • 男の子12歳、男の子6歳

    ドロシー・マリノは、1912年、アメリカ、オレゴン州のポートランド生まれ。
    調べたら、今年(2011年)の3月12日に亡くなっていました。
    98歳ですから、正に大往生というに相応しいものです。
    この作品は、1962年の初版で邦訳は2010年10月。
    亡くなる前の邦訳で、喜んで頂いたのではないでしょうか。

    物語は、主人公のベンジーが、赤ちゃんの時の毛布が大好きでいつも持ち歩いているという設定で始まります。
    この手の話は多く、アーサー・ミラー作の「ジェインのもうふ」を挙げた方が多かったのですが、私は、ケビン・ヘンクスの1994年のコールデコット賞オナー賞受賞作品「いつも いっしょ」が思い浮かびました。

    ベンジーは、いつも毛布を持ち歩きます。
    家にいるときは無論、幼稚園に行くとき、散髪をするとき、果ては歯医者さんで治療を受けるときも手放さないのです。
    そんなベンジーの行為は、周りの人に理解されません。
    唯一の理解者は、ママ。
    パパは、少しだけ分かっているという設定です。

    ある日、ベンジーは、出かけた先で毛布を忘れてばかり。
    この日が基点となって、ベンジーは、毛布を手放すのですが、その描き方が絶妙です。
    子供の成長過程を優しく見守るママの姿があり、それが自然な形で表現されています。
    決して派手な作品でないのですが、全体を通して、親の立ち位置にたった視線で描かれているのが、親にとってはたまらないはず。
    エンディングも、分かってはいるものの、納得できるものでした。

    文章は長いし、絵も二色刷りのシンプルなものなので、読み聞かせには向かない作品かも知れません。
    どちらかと言うと、子供との対話に一寸迷ったママ向けの作品と言えそうです。

    投稿日:2011/07/16

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  • ベンジーは愛着のある毛布を何処へでも持って行きます。(気持ちが分かります 大事なものはなかなか 捨てれないですもの)

    お母さんは、そんな息子を 愛情いっぱいで見守っています!「そんな毛布もって来ちゃだめ!」 私ならそういいそうです・・・・

    床屋さん 歯医者さん この毛布は ベンジーのお守りなんですね
    その事を 見守るお母さんは とてもステキデス! こんなお母さんになれたら どんなにいいでしょう!
    こどもは 成長します。
    その成長を こんなにゆったりと 見守れるなんてこのお母さんも きっと愛情をたっぷり受けて育ったのだとおもいます

    今、子育てで いろいろ悩んでいる人が多いのは なぜ?
    この絵本のように ゆったり子育てできるのは 生活の余裕から生まれるのかもしれませんね?

    こねこに 大事な毛布をあげた ベンジー!幸せな気持ちでしょうね!

      彼が、優しいお父さんになるのを想像してます

    ちょっと、忙しさに子育て疲れているお母さんたちには、余裕を持てないかもしれませんが、こんな絵本を静かに読んでみるのもいいと思いました。

    投稿日:2010/12/27

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  • おまじないのような優しい語りかけ

     1962年に初版の作品のようです
     
     「ジェインのもうふ」を思い出しながら読み進めました。
     ベンジーがどこに行くのにも何をするのにも手放さない毛布。
     ずるずると引きずって歩いている様子にクスッとしてしまいました。

     さて、ベンジーの家族はどうやって、この毛布とお別れさせるのかしら?と興味を持って先を急ぎました。

     周囲の「だんだん おおきくなるんですね」の声や、おかあさんの「もうじき そのあかちゃんもうふが いらなくなるわよ」というおまじないのような優しい語りかけがベンジーをおにいちゃんに少しずつしていったのでしょうね。

     良き理解者であるおかあさんのこの、慌てないじっくり待ってくれる姿勢が良かったんでしょうね。

     そして、お隣の子猫ちゃんにも感謝ですね。

     ラストの子猫ちゃんの表情が可愛いですね。

     お気に入りの“マイ毛布”を引きずっているお子さんと読むと、何か変化が見られるかもしれませんね。

    投稿日:2010/12/17

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  • 母親の目線で描かれているな〜。

    • てんぐざるさん
    • 40代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 女の子15歳、女の子10歳

    ひとりの男の子の成長を見せてくれる絵本でした。
    小さな頃って、1人1人ホントにこだわりが色々あって、常に「毛布」を持っていたい子もいれば、指をしゃぶっていないと安心できない子がいたり、寝るときは必ずお母さんの耳を触りたいことか、それぞれかわいらしいくせがあったりしますよね。

    この絵本の主人公「ベンジ―」も、小さいころから離せない毛布があって、もう、体の一部みたいに常に持ち歩いているんですけど、
    ほんの少しづつ少しづつ変化が見えてきます。
    この絵本を書いた人は「母親」の目線で描かれているな〜と、とても感じました。

    3,4歳くらいから、6,7歳くらいのお子さんにいかがでしょうか?
    特に自分の「特別(ベンジ―の毛布みたいなもの)」があるお子さんには、すごくお薦めします。

    投稿日:2010/12/11

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  • ライナスみたいですが

    • 桜子さん
    • 50代
    • その他の方
    • 大阪府

    表紙にベンジーと向かい合って、こねこがいます。
    ベンジーが飼ってる猫でもないのに、と思っていたら
    後で、どういうかかわりがあるか、わかります。

    スヌーピーに出てくる ライナスみたいに
    ベンジーは、あかちゃんのときの毛布を持ち歩いています。
    毛布がそばにあると、安心できるのでしょうね。
    歯医者さんなど、緊張する場所でも毛布があれば、
    気持ちが楽になります。

    私は先日、インフルエンザの予防接種を受けてきましたが
    ベンジーの毛布があれば、気持ちを楽にしていられたかも。(笑)

    そんなベンジーでしたが、だんだん、毛布を忘れることも
    あって、毛布がなくても、大丈夫なようになってきました。

    そうすると、毛布はもう、いらないですよね。
    ベンジーは、どうしたでしょうか。
    捨てたりしませんよ。
    とっても、いいことに使いました。
    それは、読んでのお楽しみ です。

    投稿日:2010/11/19

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