着ている物や咲いている草花などを見ていると、季節は春かしら?と、思います。
お母さんに怒られて家出をした三匹のこぶたたち。
展開は想像通りですが、小さなお子さんたちは自分が想像していた通りに事が進んでいく物語に安心感を持つと聞いたことがあります。
ですので、読み手の子どもたちにはよくある展開にこそ、楽しみを見出すのかもしれません。
「おぉっ!」と、思ったところはネズミの親子の出てくるシーンで、薄い水色で描かれた彼らの影です。
こういうこだわりを持って描いていることに好感が持てました。
こぶたたちの持ち物にもいろいろ「遊び」が見られます。
皆さん気づきましたか?
こぶたの部屋の入り口近くにさりげなく積まれている絵本。
その一番上に置いてあるのはバージニア・リー・バートンの「ちいさなおうち」ではありませんか?
他にも探せば何か面白い発見があるかもしれません。