このピーマン村のシリーズは好んでよく読みますが、夏ということで初めてこの「ようこそうみへ」を読んでみました。
期待大だったのですが・・・雲が話しかけてきたり一緒に遊んだり・・・、
もちろん絵本の世界は∞だし、いろんな発想、いろんな出来事があるのはいいのですが、
同シリーズのほかの作品は現実的なものばかりなので、少し異質な感じでした。
現実的な日常の中にユーモアを感じるところが
ピーマン村シリーズがお気に入りの理由だったので、
この絵本に出るビーチサンダルの組み合わせ見つけゲームのような
「やりそうだけどあまり思い浮かばない」「やったら楽しそう!」的な遊びを
もっと提案してほしかったです。
同シリーズのものと比較せず、この絵本自体だったら、
海の楽しさをしっかり描かれているので、
海の世界を楽しむ絵本としてはオススメできます。