オランダのアムステルダムにあるマロニエの木が、
『アンネの日記』で有名な、アンネ・フランクについて語ります。
そう、この木は、アンネの隠れ家の裏庭にあって、
『アンネの日記』にも、このマロニエの様子が綴られているのです。
150年以上も生きてきたマロニエの木は、
しっかりと歴史を見てきたのです。
第二次世界大戦中、ユダヤ人がナチス・ドイツに迫害され、
アンネたちもこの隠れ家に、ひっそりと隠れていなければならなかったこと。
13歳からの2年間の隠れ家生活。
『アンネの日記』からの引用で、アンネの生活の様子が伺えます。
この木は、2010年夏に台風で倒れてしまった、とのことですが、
その苗木があちこちに贈られ、育っているそうです。
振り仮名が打ってありますが、内容的にも、小学校高学年あたりからでしょうか。
戦争を考える資料としてもいいと思います。