「いちにちぶんぼうぐ」 大人が読んだ みんなの声

すっごくあっという間に読み終わるのに、なんか笑えて、どうやってこんなこと考えたんだろうって、感心してしまいました。このアイデアが楽しいし、勉強嫌いな子が、この文房具たちも一生懸命頑張っているんだなって思ってくれたらきっとちょっとでも勉強する気になってくれるかも。

男の子が、「賢そう」に見える文房具になってみるお話でした。

文房具に限らず、人間が使っているものは、みんな「頑張ってもらっている」のだと思います。そのような気づきがあるという点では良い絵本だったと思います。しかしながら、この絵本の「お勉強が苦手なお子様に」という売り文句はよくわかりませんでした。

文房具の気持ちになれる不思議な絵本。いろいろな文房具は出てきますが、下敷きなんて本来の使い方ではないですね（笑）なんだかクスッと笑えちゃうおもしろい絵本です。こういった発想は思いつかないので、それも絵本の良いところだなと思いました。

男の子がぶんぼうぐになってみるお話です。
じしゃく、3色ボールペン、そろばん、下敷き。。
正しい使い方じゃなくなっているような気もしますが。。でも、実際そういう扱い方されてますよね?！
下敷きで髪の毛こすって静電気で逆だてたり！
ぶんぼうぐも大変ですねぇ?。
大人になると、使わなくなるぶんぼうぐもいろいろ出てきて懐かしく思いながら、おかしくて笑っちゃいました。

磁石と下敷きのページが印象的でした。磁石のページは思わずクスッと笑ってしまいました。下敷きは誰もが一度は経験したことがあると思います！懐かし??学生なら文房具は身近な存在だし、お話自体も短いのでちょっとした気分転換にとてもいいと思います。

もし文房具になったら。。という発想は
すごくおもしろかったです。
絵がすごくインパクトがあって、
主人公の変身ぶりが笑えます。

そして文房具の役割もわかりやすいし、
大切さ、頑張ってる様子が伝わってきます。

今までになかった絵本だと思います。
学校でこれらの文房具をよく使っている
年齢のお子さんにピッタリだと思いました。

他のシリーズも
読んでみたいと思いました。

　もしも自分が文房具になったら、、、。

　はさみすぎのクリップが苦しそう、、、わたしもときどき、いっぱいいっぱいはさんでしまいます。そろばんも、ガラガラガラと遊んでしまいますね。目をまわすそろばんが、かわいそう。

　便利で楽しい文房具、もっとたいせつに使わなくては、と思いました。毎日、文房具を使う子どもたちにぴったりの絵本でした。
　文房具になったような気になって、おもしろかったです。

文房具になってみよう！
…文房具の立場を考えることは今までしたことが無かったので面白いところに目を付けたお話だと思いました。
考えてみるとたしかにどの文房具もたいへんそうだし、がんばっていますね。
男の子の結論も納得かも（笑）。

あああ、ごめんなさい！！

文房具に、今まで無理させていたかもしれません！！

ホチキスで厚いものを止めようとして
針が曲がってしまったからといって、
不満を漏らしてはいけませんね。

物言わぬ文房具の気持ちが、見事に描かれている一冊です。

これを読めば、普段使っているものたちへの感謝が
きっと深まりますよ。

「いちにちどうぶつ」に続きためし読みさせていただきました。

文房具の頑張りに共感せずには居られません（笑）
年をとり色々と鈍くなってきたというか､
ちょっと位のことには動じなくなった私ですが、
磁石の頑張りには鳥肌が立ちそうになったし、
メジャーの頑張りには思わず目をつむりたくなる感じがしました。
おばさんですらこんな感じですから、
ちっちゃな子ども達だったらそれは盛り上がりそうですね。

五感に強く働きかけてくる絵本で、とても刺激的でした｡